プレスカンファレンス~ムジェロはベストプレイス!

週末のアクションを控える5人の主役たちが共同会見に出席し、週末の展開を予想

 

第8戦イタリアGPプレスカンファレンスは26日、アウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロのプレスカンファレンスルームで行われ、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、フランチェスコ・バグナイア(ドゥカティ)が出席。

ファビオ・クアルタラロ
「ムジェロとカタルーニャは、僕たちにとって悪いトラックだと言うことが難しいけど、もし悪いポジションになってしまうと、悪いことになるだろう。グレートなスタートとグレートな1ラップ目となれば、レースを変えることができるだろう。どうなるか見てみよう。これからの2戦は厳しくなると思う。」

「他のメーカーが大幅に改善されたから、昨年とほぼ同じギャップになることを願う。セクター2と3は、僕たちの強みだと思う。そこで僕たちのバイクは本当に強い。コーナーで良い感じがあり、限界に攻めることは良い助けとなる。」

アレイシ・エスパルガロ
「僕たちにとって重要な2連戦。ムジェロはアプリリアにとって非常に重要。グッドなリザルトを獲得した後、このような形で走れることが嬉しい。実際、初めてチーム部門をリードして、イタリアに乗り込んできたことは最高だ。それに、次戦は僕のホームグランプリ。非常に重要な2連戦だけど、50ポイントの争い。ドイツとアッセンでは、それ以上のポイントを稼ぐことができないから、過去の週末と同じように仕事をしよう。ファビオと同じようにレース序盤が非常に重要。特に非常に長いストレートを誇るムジェロでは、ドゥカティ勢に対して、非常に重要となるから、明日の朝の1ラップ目から集中することが非常に重要だ。」

「幾つか新しいものがある。今週末は新しいエンジンが投入され、物凄く重要な空力に関するものもある。僕が最初にテストをするわけではない。テストチームのロレンソォ・サバドーリが試したと思う。有望そうなので、明日の午後に試してみよう。トップを争うために、コンマ数秒を与えてくれることを願う。」

エネア・バスティアニーニ
「ムジェロは常に特別。今年も沢山のファンが来るようだ。それは誰にとっても素晴らしい。ルマンで本当に良いレースをしたけど、ここでは別のストーリーとなるから、フリー走行で集中力を維持しなければいけない。多くのライダーたちが速い。ファビオとペッコは速い。本当に厳しいだろう。しかし、僕はこのグランプリに対して準備が出来ている。」

「ホームグランプリで表彰台を獲得できるようにトライしよう。何度もトライしたけど、簡単ではなかった。できるかどうか見てみよう。トップ5もグッドなリザルトだ。」

フランチェスコ・バグナイア
「時々ミスを犯してしまうことは普通のことだけど、僕の場合は、それが大きすぎた。そのことを家で学ぶ時間があり、反省したことを活かすには、ムジェロは最適な場所だと思う。明日からの走行が本当に楽しみ。昨年は良かった。レース以外はすべてが上手く行ったけど、日曜はシーズン中で最悪の1日の1つとなってしまった。チャンピオンシップを考えて、明日から楽しもう。」

「ツーリングは良かったけど、ムジェロに到着するのに、3時間も費やしてしまった。物凄くゆっくりだったけど、良かった。あの街道を走ったのは初めて。楽しかった。」

ジャック・ミラー
「表彰台を獲得する機会だと考えたい。これは一種の愛憎関係。昨年はレースを終えたけど、望んでいたリザルトではなかった。僕たちはアルゼンチンから強い。表彰台を争っているから、僕たちは好調だ。僕たちはしっかりとした場所にいると感じる。21年型から22年型への改善が、方向転換と高速コーナーがあるムジェロで本当に有益にならなければいけないと感じるから、今週末がどうなるか楽しみ。ファンが来てくれることも本当に良い。」

「トップスピードのレコードが破られないことを願いたい。かなり怖い。時速365キロメートルに到達する必要はないと思うけど、決してどうなるか分からない。バイクは毎年ますます速くなり、1コーナーの壁はますます近くなる。可能だけど、どうなるか見なければいけない。ドゥカティのスピードが話題になるけど、KTMも同等に速いから、僕たちだけではない。」

オフィシャルウェブでは、第8戦イタリアGPのフリー走行1から決勝レース後のプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継配信。各セッション後には、いつでも、どこでも、観たいときの視聴が可能な見逃し配信のオンデマンドを提供

 

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第8戦イタリアGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信