ドゥカティがジャック・ミラーの離脱を発表

18年から5年間起用し、今季末で契約が終了するミラーが新天地に移籍

ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームは9日、ドゥカティのライダーとして、2018年から3年間サテライトチームに所属し、2021年からファクトリーチームで起用するジャック・ミラーが契約終了となる今季末に離脱することを発表した。

ジャック・ミラー
「僕にとって、本当に重要な5年間だった。ドゥカティと共に2勝を含め複数の表彰台を獲得した。決して忘れない。2度のコンストラクター部門、1度のチーム部門、そして、僕の最高位となった総合4位を獲得。プラマック・レーシングとドゥカティ・レノボ・チームと共にライダーとして成長し、1年ごとに良くなっていると感じた。」

「来年は新たな挑戦が控えているけど、今はチームと共に最善の形でシーズンを終えることだけを考える。ドゥカティ・コルセ、チーム、ジジ・ダリーニャ、パオロ・チャバッティ、ダビデ・タルドッツィ、そして、この5年間一緒に仕事をしてきた人たちに感謝したい。」

ジジ・ダリーニャ(ジェネラルマネージャー)
「我々はジャックと共に大変素晴らしい5年間を過ごしました。その間、2020年と2021年のコンストラクター部門のタイトル、昨年のチーム部門のタイトルといった本当に素晴らしいことを獲得し、ヘレスとルマンの美しい優勝と全ての表彰台を忘れることはできません。」

「ミラーは素晴らしい才能を具えるライダーであり、デスモセディチGPを常に大変上手く解釈しましたが、何よりも優秀で忠実な人物であり、常に彼のコミットメントを頼りにすることができました。ドゥカティ、ドゥカティ・レノボ・チーム、全てのスポンサーを代表して、彼の全ての仕事に感謝し、将来の幸運を祈ります。」

 

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