「マルク・マルケスの情熱とモチベーションを感じた」

ポル・エスパルガロの転倒、ステファン・ブラドルの代替、中上貴晶の転倒、来季体制を語る

レプソル・ホンダ・チームのチームマネージャー、アルベルト・プーチは、第10戦ドイツGPのフリー走行3前に国際中継のインタビューに応え、16日前の6月2日にアメリカで右上腕骨の再手術を受けたマルク・マルケスが活動の拠点スペイン・マドリードでリハビリを開始したことを説明。

「最初に彼は良い感じであることから幸せです。近日中に医師たちによる検査を受けます。手を動かすことを始めています。最後に彼と電話では話したとき、彼の情熱とモチベーションを感じることができました。とても良い感じであることを確認できました。」

初日のフリー走行1で2度の連続転倒を喫したポル・エスパルガロについては、「最初のセッションは、それほど簡単ではありませんでしたが、2度目のセッションは少し順調に進みました。確かに別のバイクです。しかし、だいたいライダーたちは幸せでした。」

ステファン・ブラドルは非常に速いです。彼にとって、バルセロナは加入したばかりでしたので、非常に困難でした。テストライダーからレースのメンタリティに戻すことは、ある程度の時間が必要ですが、ここでは、彼のホームサーキットということが役に立ちます。どうなるか見てみましょう。ポルは転倒が原因で少し怪我を負い、肋骨に大きな外傷があります。どうなるのか確認しましょう」と説明。

前戦カタルーニャGPの決勝レースで発生した中上貴晶のアクシデントについては、「私は元ライダーです。決してやったことがないと言うことができるライダーは多くないと思います。1998年か1999年のイモラのことを憶えています。初めてグッドなバイクを手に入れたことで、とても興奮していました。そして、最初のコーナーで私は7人を破壊しました。」

「あのようなことをしたときに、どのように感じるかを知っています。とても悪く思いますが、これがレースです。時々起きてしまいます。誰も幸せではなく、特に問題を引き起こした当事者は幸せではありません。他人を申し訳なく思います。タカに対しても申し訳なく思います。彼がどう感じているが分かるからです」とライダーの心境を代弁。

2023年の体制に関しては、「もう直ぐだと思います」と明かした。

 

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