ドゥカティ・コルセのスポーティングディレクター、パオロ・チャバッティは、第10戦ドイツGPフリー走行3のセッション中に国際中継のインタビューに応え、注目が集まるファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームの1枠に関して言及。有力候補であるエネア・バスティアニーニとホルヘ・マルティンからの選択、噂されるジョアン・ミルの加入に関して状況を説明した。
「既に説明したように、ある程度の時間を費やしたいと思います。状況を少し評価するために、おそらく、8月の2戦目(第13戦オーストリアGP)まで待つことになるかもしれません。昨年の目標はエネアとホルヘを起用することでした。我々は達成しました。今、誰をファクトリーチームで起用するかを決断するときです。ホルヘに身体的な問題なしにバイクに乗る機会をもう少し与えたいと思います。」
「ジョアン・ミルに関して話題にしている人がいると聞きました。彼はグレートなライダーですが、彼と一度も接触したことはありません。ファクトリーチームのシートは、エネアとホルヘの間で決定されます。他のライダーは含まれていません。」
「ヨハン・ザルコと契約を更新し、プラマック・レーシングで起用します。これで潜在的に新しいライダーが加入するというゴシップを少しは閉じることになります。ドゥカティには、戦闘力の高いライダーが沢山いると思います。我々は彼らの中から最良の選択をしなければいけません。」
ウィズユー・ヤマハ・RNFのチームプリンシパル、ラズラン・ラズリもフリー走行3のセッション中に国際中継のインタビューに応え、一部のメディアで報道されたミゲール・オリベイラとチェレスティーノ・ヴィエッティの起用に関して、「何もありません!」
「現状、市場には非常に多くのライダーたちが存在します。全てのジャーナリストは全て間違っています。我々は交渉しているところです。以前に言ったように、待つことを提供できます。沢山のライダーたちがいます。その中には、グッドなヤングライダーたちがいます。何か起こることを確認することができ、他のチームの発表を待つこともできます。」
「コンビネーション。若手と経験豊富なライダーの組み合わせに固執すると思います。正直なところ、中量級に参戦するライダーたちに注視していません。以前にも言ったように、ダーリン・ビンダーを含めて、僅か1年の経験を持つ若手が数人います。我々にとって、現時点で中量級のライダーを検討する意味はありません」と噂を一蹴し、状況を説明した。