スプリントレースを2023年に導入

土曜に公式予選とスプリントレース、日曜にグランプリレースを開催

国際モーターサイクリズム連盟は20日、国際ロードレーシングチーム連盟モーターサイクルスポーツ製造者協会ドルナスポーツと共に、第13戦オーストリアGPの開催地レッドブルリンクで2023年から新たなスポーツフォーマットとなる『スプリントレース』を導入することを発表。

開催日程と週末の形式は維持されるが、各グランプリの土曜15時00分にスプリントレースを開催。走行距離はレース距離の50%。15分間のグリッド手順があり、競技規則は日曜のフルレングスのレースと同じ。ポイントは次の通り。

1位: 12ポイント
2位: 9ポイント
3位: 7ポイント
4位: 6ポイント
5位: 5ポイント
6位: 4ポイント
7位: 3ポイント
8位: 2ポイント
9位: 1ポイント

スプリントレースは、グランプリレースのグリッドを決定せず、現行の予選方式(公式予選1/公式予選2)を維持。

スプリントレースの導入により、ファンと放送局にトラック内外で可能な限り最高の体験を提供できるようになり、金曜、土曜、日曜のトラックアクションは最大のスペクタクルに焦点を当て、最高の『MotoGP™』を提供する。

さらに、新しいフォーマットは、イベント全体でファン、放送局、メディアに関与する機会を増やし、『Moto2™』と『Moto3™』の知名度を低下させることなく、『MotoGP™』の知名度のさらに高める。

2023レースウィークエンド
プレミアクラスは、金曜に2度のプラクティスセッション(フリー走行)を実施。走行時間が拡大され、2度のセッションのタイムシートを組み合わせることで、公式予選2への直接進出を決定され、金曜の重要性と露出を高める。

土曜の午前に、プレミアクラスは30分間のフリープラクティス(現行のフリー走行4)が1回行われ、続いて、公式予選1と公式予選2を実施。その後、スプリントレースが15時00分に開催され、土曜の素晴らしいトラックアクションを提供する。

日曜は、『Moto3™』、『Moto2™』、『MotoGP™』のグランプリレースが開催され、『MotoGP™』を各イベントの最後のレースとして実施し、表彰式の改善、トラック上でのセレブレーション、ファンのトラック入場を可能とすることも目標に設定。

『MotoGP™』のセッションは、各グロックの最後に行われ、レースウィークエンドの形式をさらに標準化し、各イベントを通じて同じ順序を維持する。

 

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