国際モーターサイクリズム連盟は30日、来季2023年シーズンの暫定開催日程を発表。チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが発表したカザフスタンのソコル・インターナショナル・レーストラックとインドのブッダ・インターナショナル・サーキットが開催日程に加わった。
初開催となるカザフスタンとインドは、チャンピオンシップ史上30ヶ国目と31ヶ国目の開催国となり、ソコル・インターナショナル・レーストラックは74番目、ブッダ・インターナショナル・サーキットは75番目の開催地となる。
開幕戦はポルトガル。2007年から開幕戦に指定されてきたカタールは、ルサイル・インターナショナル・サーキットが大幅な改修工事を実施することから11月に開催。イベリア半島での開催は、既に発表されていた通り、ローテーションが導入されることになり、来年はアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエト、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット、サーキット・リカルド・トルモで開催するが、モーターランド・アラゴンは開催日程から外れた。
ルマンのブガッティ・サーキットで開催されるフランスGPは、チャンピオンシップ通算1000戦目。
『MotoGP™』は二酸化炭素排出量の削減を推進中で、欧州から日本に移動する途中にインドで開催。パドックパスの潜在走行距離を大幅に削減する。
日本GPは15戦目。モビリティリゾートもてぎで9月29日に初日、9月30日に公式予選とスプリントレース、10月1日にグランプリレースを開催。
2連戦は、ポルトガル/アルゼンチン、カタルーニャ/サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ、インド/日本の3回。
3連戦は、イタリア/ドイツ/オランダ、インドネシア/オーストラリア/タイ、マレーシア/カタール/バレンシアの3回。
ドルナスポーツは、8月8日にオフィシャルテストの開催日程を次のように発表。2023年シーズンは、最終戦バレンシアGP終了後の11月15日にサーキット・リカルド・トルモで予定されているオフィシャルテストから始まる。
『MotoGP™』
11月15日:オフィシャルテスト(サーキット・リカルド・トルモ)
2月5日~7日:シェイクダウンテスト(セパン・インターナショナル・サーキット)
2月10日~12日:オフィシャルテスト(セパン・インターナショナル・サーキット)
3月11日~12日:オフィシャルテスト(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ)
『Moto2™』&『Moto3™』
3月17日~19日:オフィシャルテスト(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ)
※ ソコル・インターナショナル・レーストラックとブッダ・インターナショナル・サーキットはホモロゲーション対象