インドでの開催に向けて作業開始

ドルナスポーツの代表団がインドを訪問し、近い将来の開催に向けて協議

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは21日、近い将来にインドでの開催を目標に作業を開始することを発表。最高経営責任者カルメロ・エスペレータが先日インド・ニューデリー近郊にあり、開催候補であるブッダ・インターナショナル・サーキットを訪問し、当局やイベントプロモーターである『Fairstreet Sports(フェアストリート・スポーツ)』と面会した。

ウッタル・プラデーショ州の州都ラクナウも訪れて、州知事ヨギ・アディツアナスと産業開発大臣ナンド・ゴルバ・ナンディと面会した後、ニューデリーに戻り、報道陣とモーターサイクル業界の代表者たちとの会合を持ち、『MotoGP™』に対する大きな期待感が示された。

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「インドは巨大な国と市場であり、二輪産業とスポーツとしての『MotoGP™』にとって特に重要な国であります。チャンピオンシップには巨大なファンベースがあり、イベントをインドで開催できることは、ファンにとって信じられないほどの光景であると同時に、この地域でスポーツを成長させ続けることを可能にします。これはドルナの全てのパートナー、特に何億台もの二輪車が走っていることを考えると、メーカーにとって非常に重要なことです。我々は、このプロジェクトを成功させ、インドのファンの前でレースができることを楽しみにしています。」

「『MotoGP™』では、ファンにコミットし、どこにいても、誰であるか、経済的状況に関係なく、全ての人がスポーツにアクセスできることを目指しています。オートバイは移動手段として優れており、世界の多くの地域で社会を動かし、経済的な移動手段を提供し、世界中のファミリーに力を与えています。インドでレースを開催することは、このスポーツへの扉を可能な限り広く開くという我々のコミットメントを反映したものであり、チャンピオンシップにとって重要な成果となるでしょう。」

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アヌラグ・タクール(青年スポーツ大臣)
「今日はスポーツ産業と自動車産業にとって歴史的な日であり、インドがモータースポーツのグローバルプラットフォームに参入したことを示しました。視聴者数と収益の面で、最大の市場の1つになる可能性があります。」

ヨギ・アディツアナス(インドウッタル・プラデーショ州知事)
「ウッタル・プラデーショ州がこのような世界的に権威のあるメガスポーツイベントを開催できることは大きな誇りです。このイベントは、ホスピタリティと観光部門を後押しするだけでなく、ウッタル・プラデーショ州をグローバルなプラットフォームに置くことにもなります。我々の政府は、このイベントを大成功させるために必要な全てのサポートを提供します。」

ナンド・ゴルバ・ナンディ(ウッタル・プラデーショ州政府産業開発、輸出促進、投資促進担当大臣)
「このイベントは、オートバイファンに恩恵をもたらすだけでなく、外国投資の流入を生み出し、個人輸送業界の進歩を先導することで、ウッタル・プラデーショ州の経済に大きな弾みを与えます。」

 

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