決勝レース:イサン・グエバラ、初めてのもてぎで優勝

佐々木歩夢3位、山中琉聖8位、古里太陽14位、鈴木竜生と鳥羽海渡は転倒

第16戦日本GP決勝レース(周回数20ラップ)は25日、モビリティリゾートもてぎで行われ、9番グリッドのイサン・グエバラが当地初訪問ながら、ウォームアップ走行の転倒が原因で変形したシャーシを使用したにも関わらず、スタートから2番手以内を維持。16ラップ目にトップに飛び出し2戦連続5勝目を挙げ、レギュラー参戦2年目でのタイトル獲得に向けて大きく前進した。

気温23度、路面温度40度のドライコンディションの中、5番グリッドのデニス・フォッジャは0.593秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、2戦ぶり7度目の表彰台を獲得。

ウォームアップ走行で1番手に進出した4番グリッドの佐々木歩夢は、1.741秒差の3位に入り、2戦連続7度目の表彰台を獲得。日本人ライダーとして当地で2001年に優勝を挙げた宇井陽一以来となる表彰台を獲得した。

3番グリッドのセルジオ・ガルシアは、4人の4位争いに競り勝って9.338秒差の4位。16番グリッドのダビド・ムニョスは5位。15番グリッドのディオゴ・モレイラは6位。12番グリッドのジョン・マックフィーは7位。

17番グリッドの山中琉聖は15.490秒差の8位。6番グリッドのアンドレア・ミニョと7番グリッドのリッカルド・ロッシがトップ10入り。

19番グリッドの古里太陽は自己最高位の14位。参戦14戦目で初めてポイント圏内に進出すると、28番グリッドのマリオ・アジは17位。2番グリッドのスコット・オグデンは20位。

18番グリッドの鳥羽海渡は、1ラップ目に今季17度目の転倒を喫した後、レースに戻って3ラップ遅れの21位完走。21番グリッドのダニエル・オルガドと27番グリッドの濱田寛太は4ラップ目に転倒。

ポールポジションの鈴木竜生は、4番手走行中の5ラップ目に今季11度目の転倒。10番グリッドのジャウメ・マシアは、2番手走行中の17ラップ目12コーナーで今季13度目の転倒を喫した。

チャンピオンシップは、総合1位イサン・グエバラが25ポイントを加算。総合2位セルジオ・ガルシアとのアドバンテージを33ポイント差から45ポイント差に拡大した。

RESULTS

 

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