アレッサンドロ・ザッコーネが最後のチャンピオンに輝く!

開催6年目、最後のシーズンのファイナルに相応しいタイトル争いがラストレースまで繰り広げられ、イタリア・リミニ出身の26歳アレッサンドロ・ザッコーネが有終の美を飾った

FIM MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の最終戦ポルトガル大会決勝レースは11月8日にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、ポイントリーダーのアレッサンドロ・ザッコーネが最後のチャンピオンに輝いた。

レース1

気温19度、路面温度28度のドライコンディションの中、13番グリッドのアンドレア・マントヴァーニはホールショットを決めてレースをリードしたが、ジャンプスタートによるダブルロングラップペナルティが科せられて14位。2番グリッドのオスカル・グティエレスは2番手走行中の2ラップ目に転倒すると、ポールポジションのアレッサンドロ・ザッコーネが3番グリッドのエリック・グラナドとのバトルを展開。

アレッサンドロ・ザッコーネが競り勝って今季3勝目を挙げれば、エリック・グラナドは0.105秒差の2位。今季7度目の表彰台を獲得し、10番グリッドのヤコポ・ホシュークが4番グリッドのマッティア・カサデイとの3位争いに競り勝って初表彰台を獲得。

レース2

気温18度、路面温度21度のドライコンディションの中、アレッサンドロ・ザッコーネマッティア・カサデイに17ポイント差、エリック・グラナドに23ポイント差のアドバンテージを持ってスタートすると、激しいポジション争いを繰り広げられたが、冷静に対処し、2.105秒差の4位。

混戦からオスカル・グティエレスマッティア・カサデイの2人が抜け出して優勝争いを展開。0.098秒差でオスカル・グティエレスが開幕戦フランス大会のレース1以来となる優勝を挙げ、5番グリッドのニコラス・スピネッリは今季4度目の表彰台となる3位。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのアレッサンドロ・ザッコーネは最多の28ポイントを稼ぎ、タイトルを獲得すると、マッティア・カサデイは10ポイント差の総合2位、マッテオ・フェラーリは20ポイント差の総合3位。エリック・グラナドは36ポイント差の総合4位、ニコラス・スピネッリロレンソォ・バルダッサーリは39ポイント差の総合5位と6位。

チーム部門では、マッティア・カサデイエリック・グラナドを起用したLCR・E-チームがタイトルを獲得した。

歴代チャンピオン

2024:エクトル・ガルソ
2023:マッティア・カサデイ
2022:ドミニク・エガーター
2021:ジョルディ・トーレス
2020:ジョルディ・トーレス
2019:マッテオ・フェラーリ

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