決勝レース:ジョン・マックフィーが2年ぶりに優勝

佐々木歩夢2位、セルジオ・ガルシア3位、デニス・フォッジャ6位、ガスガスがコンストラクター部門のタイトル獲得

第19戦マレーシアGP決勝レース(周回数17ラップ)は23日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、22番グリッドのジョン・マックフィーが1ラップ目15番手、11ラップ目8番手、15ラップ目6番手、16ラップ目に5番手まで浮上すると最終ラップに逆転。2020年9月の第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季初優勝、キャリア4勝目を挙げ、総合16位から10位に浮上した。

気温31度、路面温度36度のドライコンディションの中、7番グリッドの佐々木歩夢は0.048秒差の2位。今季9度目の表彰台を獲得し、ステリルガルダ・ハスクバーナ・マックスが初めてワンツーフィニッシュを達成。    

3番グリッドのセルジオ・ガルシアは0.146秒差の3位に入り、2戦連続9度目の表彰台を獲得。ウォームアップ走行で1番手に進出した4番グリッドのジャウメ・マシアは4位。11番グリッドのディオゴ・モレイラは新人勢最高位の5位。ポールポジションのデニス・フォッジャは6位。5番グリッドのダニエル・オルガドは7位。

13番グリッドの山中琉聖は6.034秒差の8位。14番グリッドのイバン・オルトラと25番グリッドのデニス・オンジュがトップ10入り。

2番グリッドのイサン・グエバラは、12ラップ目最終コーナー立ち上がりで他車のリアタイヤと接触してコースアウトを喫したことから2番手から12位に後退。17番グリッドの鳥羽海渡は17位。29番グリッドのマリオ・アジは21位。

8番グリッドの鈴木竜生は、10番手走行中の4ラップ目9コーナーで今季16度目の転倒。9番グリッドのリッカルド・ロッシは、7番手走行中の13ラップ目1コーナーで週末2度目、今季12度目の転倒。10番グリッドのダビド・ムニョスは、4番手走行中の4ラップ目9コーナーで今季6度目の転倒。12番グリッドのステファノ・ネパは、6番手走行中の2ラップ目9コーナーで今季5度目の転倒。18番グリッドの古里太陽は、16ラップ目の1コーナーで週末3度目、今季12度目の転倒。

チャンピオンシップの総合2位争いは、総合2位セルジオ・ガルシアが16ポイントを加算。総合3位デニス・フォッジャはギャップが2ポイント差から8ポイント差に広がり、総合4位佐々木歩夢は18ポイント差から14ポイント差に詰めた。

新人王争いは、総合9位ディオゴ・モレイラと総合10位ダニエル・オルガドのギャップが5ポイント差から7ポイント差に広がり、総合12位ダビド・ムニョスは20ポイント差に後退。

コンストラクター部門は、ガスガスが参戦2年目でタイトルを獲得した。

RESULTS

 

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