『Idemitsu Asia Talent Cup』~エントリーリスト

江澤伸哉と小田喜阿門が継続参戦、荻原羚大、髙平理智、三谷然が新規参戦

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは27日、アジア地域とオセアニア地域におけるヤングライダーの発掘及び育成を目的に2014年に設立した大会『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』の開催10年目、2023年シーズンのエントリーリストを発表。20名を選出した。

継続参戦9名
参戦1年目の2022年に2勝を含む6度の表彰台を獲得して、最終戦インドネシア大会までタイトル争いを繰り広げた総合2位の江澤伸哉(えざわしんや/17歳)を筆頭に、最終戦で2連勝を挙げて総合3位を獲得したヴェーダ・エガ・プラタマ(インドネシア/14歳)、総合7位小田喜阿門(おだきあもん/15歳)、総合8位のレカット・ファディラ(インドネシア/15歳)、総合10位ヂャクレファットピューティサン(タイ/15歳)、総合13位ファリス・ハフィ(マレーシア/14歳)、総合15位ファレス・プトラ(マレーシア/15歳)が2年連続の参戦。

2021年から参戦する総合6位ハマド・アルソーシ(カタール/17歳)と総合12位マリアノス・ノコリス(オーストラリア/15歳)は3年目となる。

新規参戦11名
昨年10月にセパン・インターナショナル・サーキットのゴーカートトラックで開催された選考会で合格した9名が正式に参戦。日本からは13名が参加し、荻原羚大(おぎわらりょうた/14歳)と髙平理智(たかひらりいち/14歳)が選出され、リザーブに選ばれたサルタク・チャバン(インドネシア/16歳)を抜擢。さらに、三谷然(みたにぜん/15歳)が加わった。

出身国
選出された20名のうち、日本とインドネシアから最大5名が選ばれ、マレーシア4名、タイ2名、オーストラリア2名、インド1名、カタール1名。7ヶ国。

ルーキーズ・カップに3名が昇格
4勝を含む7度の表彰台を獲得してチャンピオンに輝いたハキム・ダニッシュ(マレーシア)、総合4位の彌栄群(みえぐん)、総合5位のカーター・トンプソン(オーストラリア)、総合9位若松怜(わかまつれい)らは卒業。

ハキム・ダニッシュとカーター・トンプソンは、昨年9月にイタリアのアウトドローモ・ディ・モデナで開催された『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』の選考会に合格。1つの上のレベルに参戦することになり、『Road to MotoGP™』のプログラム推薦を受けた江澤伸哉はダブル参戦する。

エントリーリスト

 

開催日程
マレーシア、日本、インドネシア、タイ、カタールの5ヶ国で8月から全6戦12レースを開催。選出された20名は8月に初集結。12日から2日間、セパン・インターナショナル・サーキットでテストを実施し、シーズンの準備に取り組み、9月29日~10月1日にモビリティリゾートもてぎ第2戦日本大会が開催される。

 

動画見放題!『VideoPass Preseason(ビデオパス・プレシーズン)』~2022年最終戦までのアーカイブビデオとプレシーズン期間中に開催されるオフィシャルテストの独占動画を提供