『FIM MiniGP World Series』~2代目王者が特別枠で参戦

昨年11月に総合1位を獲得したガブリエル・ファビオ・ヴォーノに車両をプレゼント

『MotoGP™世界選手権』の商業権を所有するドルナスポーツは30日、昨年11月にサーキット・リカルド・トルモのカートトラックで開催された『FIM MiniGP World Series(ミニGPワールドシリーズ)』の『FIM MiniGP World Final(ワールドファイナル)』で優勝を挙げたイタリア人ライダーのガブリエル・ファビオ・ヴォーノを今年のワールドファイナルに招待することを発表。

同時に、キャリアを継続できるように『Ohvale GP-2 190cc』を贈呈。週末にイタリア・ベローナで開催された『Motor Bike Expo(モーターバイクエキスポ)』では、イタリア連盟から特別賞を受けた。

開催目的と概要

国際モーターサイクリズム連盟は、世界各地で開催される大会を同じ傘下に置き、統一及び標準化することで、世界中のヤングライダーたちに平等なプラットフォームを提供し『MotoGP™世界選手権』参戦に向けた技術と機会、両側面の強化を目的に、2021年に『ミニGPワールドシリーズ』を初開催。

競技は標準化する目的で同じ競技規則及び技術規則に準拠され、ワンメイク大会として、ミニバイクは『Ohvale (オーバーレ)』、タイヤは『Pirelli(ピレリ)』、潤滑油は『Motul(モチュール)』を使用。

シリーズは、1ヶ国の連盟が主催するナショナルカップ、2ヶ国以上複数の連盟が主催するリージョナルカップ、大陸連盟が主催するコンチネンタルカップの3タイプ。

開催1年目の2021年は、最低4戦8レースの開催が義務付けられていたが、2年目は最低5戦10レースを実施。3年目となる2023年も最低5戦10レースの開催が義務となり、各シリーズのトップライダーたちは、ワールドファイナルに招待される。

さらに、既に『160cc』のカテゴリーを開催した大会は、次のステップアップとして、『190cc』シリーズの開催が可能となり、開催を希望する各国の連盟及び大陸連盟からの申請を2月28日まで受付け中。

MiniGP, Gabriel Fabio Vuono

FIM MiniGP ジャパンシリーズ

2022年に初開催された日本での大会は、2023年も継続開催。開催の詳細はホームページまで。

FIM MiniGP ジャパンシリーズ

 

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