『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』は8日、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催5年目に向けた今年最初のテスト3日目、最終日を開催。昨年総合2位に進出したエリック・グラナドがダブル参戦する『スーパーバイク世界選手権』の第2戦インドネシア大会に参加したことから、2日目からの参加となったが、2日目のタイムで総合1番手に進出した。
雨と風の影響を受けた3日目は、2019年に『スーパースポーツ世界選手権』でチャンピオンに輝いた初参戦のランディ・クルメンナッハが1番時計を記録。エリック・グラナドは0.060秒差の2番手、ニコラス・スピネッリは0.295秒差の3番手。
2日目に総合13番手から6番手に浮上した大久保光は、21ラップを周回して8番手だった。
今年2度目のテストは、4週間後の4月3日から3日間、第7戦カタルーニャ大会の開催地バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで予定。9週間後の6月12日と13日にルマンのブガッティ・サーキットで開催される開幕戦フランス大会に向けて準備を進める。
3日間総合順位
1. エリック・グラナド: 1分47秒053
2. マッテオ・フェラーリ: 1分47秒310(+0.257秒)
3. ニコラス・スピネッリ: 1分47秒478(+0.425秒)
4. マッティア・カサデイ: 1分47秒504(+0.451秒)
5. ランディ・クルメンナッハ: 1分47秒524(+0.471秒)
6. 大久保光: 1分47秒526(+0.473秒)
7. ジョルディ・トーレス: 1分47秒548(+0.495秒)
8. ケビン・マンフレディ: 1分47秒638(+0.585秒)
9. エクトル・ガルソ: 1分47秒695(+0.642秒)
10. ミケール・ポンス: 1分47秒810(+0.757秒)
オールタイムラップレコード: 1分47秒473(2021年開幕戦スペイン大会)