プライベートテスト~ペドロ・アコスタが1番手

野左根航汰がテスト開始、小椋藍は負傷欠場、初参戦組ではダーリン・ビンダーが18番手

中量級に参戦する15チームは14日、第4戦スペインGPの開催地ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで合同のプライベートテストを開始。気温が20度以上に上昇したドライコンディションの中、午前10時から8時間のセッションが実施され、29人のレギュラーライダーたちが積極的に周回を重ねた。

中量級1年目に総合5位と新人王を獲得したペドロ・アコスタは、73ラップを周回して1番手に進出すれば、ソムキアット・チャントラアルベルト・アレナスジェイク・ディクソンアロン・カネトがトップ5入り。

昨シーズン終盤に負傷が原因で欠場を強いられた最年長32歳のサム・ロウズ(左肩脱臼/左上腕骨上部大結節骨)は70ラップを周回して6番手。バーリー・バルトゥス(左足かかと骨折)は55ラップを周回して12番手。ゾンタ・ファン・デン・グールベルク(左手首骨折)は52ラップを周回して19番手。

クラス初参戦組では、ダーリン・ビンダーが70ラップを周回して18番手。ロリー・スキーナーは52ラップを周回して23番手。セルジオ・ガルシアは最多の97ラップを周回して24番手。デニス・フォッジャは63ラップを周回して25番手。ウインターブレイク中に左手首を負傷した軽量級王者イサン・グエバラは31ラップを周回して26番手。

トライアンフ製のエンジンを搭載したカレックスを初試乗した野左根航汰は、50ラップを周回して2.661秒差の27番手。

バルセロナ-カタルーニャ・サーキットに隣接するモトクロストラックでトレーニングアクシデントが原因で左手首を脱臼骨折した小椋藍は、開幕戦に向けてリハビリに専念していることから欠場。

今回のプライベートテストは2日間。明日が最終日となり、15チームは開幕戦ポルトガルGPの開催地アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェこと、通称ポルティマオ・サーキットに移動し、3月17日から始まるオフィシャルテストに参加する。

プライベートテスト1日目:1分41秒549(ペドロ・アコスタ)
オールタイムラップレコード:1分40秒667(2021年レミー・ガードナー)

 

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