マルク・マルケス、ホームグランプリ欠場

レプソル・ホンダ・チームは２６日、開幕戦ポルトガルＧＰの決勝レースで接触転倒した際に右手の第１中手骨を骨折したマルク・マルケスが今週末にヘレス・サーキット－アンヘル・ニエトで開催される第４戦スペインＧＰで欠場すると発表した。

２５日に先月２７日に手術を受け、２週間前の今月１１日に検査を受けたスペインの首都マドリード市内の病院で回復具合を確認。臨床的および放射線学的の観点から満足行く回復が確認されたが、骨折の性質と経過時間により、医師団はマルク・マルケスと共に、今後数週間にわたって、回復と準備を継続し、５月１２日から１４日にルマンのブガッティ・サーキットで開催される次戦フランスＧＰで復帰する可能性に焦点を当てることを決定。

マルク・マルケス

「昨日、再度ＣＴスキャンにより検査を受けたところ、怪我は順調に回復しているにもかかわらず、骨がまだ完治しておらず、ヘレスでのレースは危険であることが確認された。医師団と協力して、リスクを冒さず、さらに２週間待ってからルマンで戻ることを決断した。」

「スペインＧＰを欠場することはとても残念。常に特別なものであり、その雰囲気、ホームでのレース、そして、何よりもファンに会えるから。リハビリを続け、１日も早い復帰を目指す。サポートのメッセージを送ってくれて、ありがとう。」

マルク・マルケスの代役には、スーパーバイク世界選手権にチームＨＲＣから参戦するイケル・レクオナを指名した。