レッドブル・KTM・テック3のマーベリック・ビニャーレスは、第3戦アメリカGP開催前日のメディアスクラムで昨年7月の第11戦ドイツGP公式予選2でハイサイドから転倒した際に脱臼骨折した左肩の状態が良くないことから、シーズン3戦目が終了した後、手術を受けたイタリアの病院で精密検査を受けることを明かした。
「何かがおかしい。方向転換が上手くできない。特に左への切り替えし。力が入らず、酷く痛い。痛みには慣れてしまった。」
「大丈夫だと思っていた。冬にトレーニングで使用したストリートバイクでは、そこまで力を必要としなかった。肩を治さないと、自分のレベルで走ることができない。」
「隠れた怪我はないと思う。月曜日に帰ったら直ぐに検査を受けに行く。ストリートバイクでは、ものすごく速く走れるけど、『MotoGP™』では全く違ってしまう。酷く痛くて、力がない。右腕だけで何とかしようとしているけど、3ラップがやっと。」
「自分の将来が心配。どんな選択肢があるのか確認する。手術を受けることも選択肢から外さない。その可能性も十分にある」と説明した。
KTM所属2年目の開幕戦タイGPで21番グリッドから20位と17位、第2戦ブラジルGPで12番グリッドから転倒と17位だった31歳のスペイン人ライダー、マーベリック・ビニャーレスは昨年ザクセンリンクで開催された第11戦ドイツGPで転倒した後、精密検査を受けた結果、上腕骨上端にある、外側に向かって突き出した骨の隆起、肩関節大結節(かたかんせつだいけっせつ)の軽度の骨折と肩甲骨と上腕骨をつなぐ腱板の一部である棘上靭帯(きょくじょうじんたい)の損傷が判明。
翌週の第12戦チェコGPは2011年3月の開幕戦カタールGPでデビューしてからキャリアで初めて欠場。第15戦カタルーニャGPで復帰して3戦に出走したが、第18戦インドネシアGPから4戦に欠場。最終戦バレンシアGPで復帰を果たしていた。