第６戦イタリアＧＰのフリー走行１は９日、ムジェロ・サーキットで行われ、総合１２位アレックス・マルケスが１８ラップを周回して第２戦アルゼンチンＧＰの公式予選１と公式予選２以来今季５度目のトップタイムをマーク。開幕戦ポルトガルＧＰ以来今季２度目の１番手発進を決めた。

前戦トップ３好発進

気温２３度、路面温度３３度のドライコンディションの中、前戦フランスＧＰで今季２勝目を挙げた総合２位マルコ・ベツェッキは、１８ラップを周回して０.１８０秒差の４番手。前戦で表彰台を獲得したプリマ・プラマック・レーシングの両雄、総合５位ヨハン・ザルコは０.２１４秒差の５番手、総合４位ホルヘ・マルティンは０.２４０秒差の６番手。２週間前に当地でプライベートテストを実施した総合２３位ミケーレ・ピロは０.３６７秒差の１１番手。総合１５位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは０.７６８秒差の１７番手。

回復具合確認

開幕戦で右肩の肩甲骨を骨折したエネア・バスティアニーニは、１８ラップを周回して０.６８９秒差の１５番手。前戦で右脚距骨を骨折したポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは、１６ラップを周回して０.７１８秒差の１６番手。前戦で右手首を負傷した総合６位ルカ・マリーニは、１８ラップを周回して０.８１３秒差の１８番手。

ブラッド・ビンダー２戦連続３番手発進

総合３位ブラッド・ビンダーは、１８ラップを周回して０.１０４秒差の３番手。総合８位ジャック・ミラーは０.４４３秒差の１４番手。総合１４位アウグスト・フェルナンデェスは、最多の２０ラップを周回して１.３２１秒差の１９番手。総合２０位ジョナス・フォルガーは２４番手。

ヤマハ両雄トップ１０

総合９位ファビオ・クアルタラロは、１８ラップを周回して０.０８７秒差の２番手。総合１３位フランコ・モルビデリは０.２７９秒差の７番手。

ラウール・フェルナンデェス＆ミゲール・オリベイラ復帰

総合７位マーベリック・ビニャーレスは、１８ラップを周回して０.２８３秒差の８番手。右前腕の手術から復帰する総合２５位ラウール・フェルナンデェスは、１６ラップを周回して０.３０７秒差の１０番手。第４戦スペインＧＰで左肩を負傷した総合１６位ミゲール・オリベイラは、１７ラップを周回して１.７３２秒差の２１番手。

開催前日にトラックで自転車トレーニングを実施中に転倒した総合１１位アレイシ・エスパルガロは、９ラップ目に今季８度目の転倒を喫して１.９８１秒差の２２番手。総合２４位ロレンソォ・サバドーリは２３番手。

マルク・マルケス９番手

総合１９位マルク・マルケスは、１６ラップを周回して０.２８８秒差の９番手。総合１０位アレックス・リンスは０.３８５秒差の１２番手。総合１７位中上貴晶は０.３７５秒差の１３番手。総合２１位ジョアン・ミルは１.４９３秒差の２０番手だった。

RESULTS