ホルヘ・マルティンが今季2勝目で36ポイント差

マルコ・ベツェッキとフランチェスコ・バグナイアが表彰台、マルク・マルケス7位、ファビオ・クアルタラロ13位

第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP決勝レースは10日、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、ポールポジションのホルヘ・マルティンが終始レースの主導権を握り、第7戦ドイツGPに続き今季2勝目。ティソ・スプリントと決勝レースの連続優勝は5戦ぶり2度目となり、週末に37ポイントを稼ぎ、ポイントリーダーとのギャップを1戦で逆転が可能な36ポイント差に詰めた。

地元で表彰台独占

気温29度、路面温度44度のドライコンディションの中、2番グリッドのマルコ・ベツェッキは1.350秒差の2位。第10戦オーストリアGPに続き今季6度目の表彰台を獲得すれば、ウォームアップ走行で1番手に進出した3番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは3.812秒差の3位に入り、今季8度目の表彰台。

前戦カタルーニャGPで負傷した2人が表彰台を獲得し、ドゥカティが第2戦アルゼンチンGP、第5戦フランスGP、第6戦イタリアGP、第8戦ドイツGPに続き今季5度目となる表彰台独占。

8番グリッドのルカ・マリーニは14.982秒差の9位。16番グリッドのヨハン・ザルコは15.484秒差の10位。11番グリッドのアレックス・マルケスは15.702秒差の11位。

21番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、10ラップ目の発生した2台の転倒を避けるためにバイクを止めることを強いられ、18番手から最後尾に後退した後、32.537秒差の17位で完走。14番グリッドのミケーレ・ピロと18番グリッドのジャック・ミラーは、10ラップ目の4コーナーで接触転倒。

KTM最高位はレジェンド

5番グリッドのダニ・ペドロサは4.481秒差の4位。7番グリッドのブラッド・ビンダーは、ドゥカティ勢を追走していた4番手走行中の8ラップ目14コーナーで今季9度目の転倒を喫した後、16秒差の最後尾に後退したが、23.778秒差の14位で完走。

17番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは、31.230秒差の16位で完走したが、プレミアクラスのデビュー戦となった開幕戦ポルトガルGPから続いていたポイント連取の記録が途切れ、23番グリッドのポル・エスパルガロは、15番手走行中の16ラップ目1コーナーで週末5度目、今季8度目の転倒。

アプリリア3台が1桁台進出

4番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは10.510秒差の5位。アプリリア勢の最高位でチェッカーフラッグを受ければ、10番グリッドのミゲール・オリベイラは12.274秒差の6位。12番グリッドのラウール・フェルナンデェスは14.091秒差の8位に入り、プレミアクラスでの自己最高位を獲得。前戦のティソ・スプリントと決勝レースで優勝を挙げた6番グリッドのアレイシ・エスパルガロは15.878秒差の12位。

4台がリアにソフトタイヤを選択

9番グリッドのマルク・マルケスは13.576秒差の7位。昨年11月の第19戦マレーシアGP以来今季初めて1桁台でゴールすれば、ワイルドカードとして参戦した15番グリッドのステファン・ブラドルは35.330秒差の18位で完走してデータを収集。

20番グリッドの中上貴晶は43.601秒差の19位。22番グリッドのジョアン・ミルは19番手走行中の11ラップ目4コーナーで今季15度目の転倒。

13番グリッドのファビオ・クアルタラロは15.898秒差の13位。19番グリッドのフランコ・モルビデリは24.579秒差の15位でフィニッシュして開幕から11戦連続してポイント圏内に進出。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは16ポイントを加算したが、総合2位ホルヘ・マルティンは45ポイント差から36ポイント差、総合3位マルコ・ベツェッキは69ポイント差から65ポイント差に接近。

史上初開催

2週間後にブッダ・インターナショナル・サーキット第13戦インドGPが開催。10週間で8戦のオーバーシーズが始まる。

RESULTS

 

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