「ポル・エスパルガロは現実的な可能性」

アルベルト・プーチがフェルミン・アルデグエとの接触を否定し、プレミアクラスのグリッドから選出することを説明

スペインで全戦の全セッションを生中継とオンデマンドで配信する『DAZN(ダゾーン)』は、第18戦マレーシアGPのプラクティス直前にレプソル・ホンダ・チームのチームマネージャー、アルベルト・プーチのピットレーンインタビューを提供。

シーズン終了後にチームから離れるマルク・マルケスの後任に関して状況を説明。中量級でセンセーションな活躍を見せるフェルミン・アルデグエとの交渉に関して、ホンダ・レーシングが接触も打診もしていないことを説明した。

フェルミン・アルデグエ

「我々はライダーがいません。誰も知っている通り、候補者はそれほど多くいません。我々は他のカテゴリーに目を向けておらず、原則として考慮していません。選択肢はほとんどなく、正直なところ、まだ決まっていません。」

「(彼とは)交渉していません。何もありません。100%虚偽であり、ホンダの誰も彼に連絡していません。その話しがどこから出たのか全く分かりません。昨日、彼のパーソナルマネージャーと話し、どこから出た話しなのかを尋ねましたが、何と答えていいのか分かりませんでした。ホンダ側から出た話しではありません。注意してください。彼が優れたライダーではないというわけではありません。誤解しないでください。彼は素晴らしいライダーであり、素晴らしい将来がありますが、来年『MotoGP™』ではありません。」

イケル・レクオナ

「スーパーバイク世界選手権に参戦する契約を締結しており、決してオプションではありませんでした。彼が何と言ったのか知りませんが、彼はスーパーバイクでレースをするために、ホンダと契約を結んでいます。」

ファビオ・ディ・ジャンアントニオを含む他の候補者

「彼はグリッドにいます。グリッドを調査しました。当然のことであり、選択肢は多くありませんが、1つではなく、幾つかあります。少ないです。ほとんどのライダーは契約があと1年残っています。(チームに加入するには)契約を破棄しなければいけません。」

「それは非常に複雑なことです。我々が拒否している訳ではありません。もし、それが起こったとしても、それはライダー側の自発的なものでなければいけません。既存の契約を強制的に破棄させるということはありません。ホンダはそのようなことを決してしたことがありません。」

「(マーベリック・ビニャーレスも)グリッドにいます。これが報道されたとき、多くの人たちが状況に関心を持ちました。それは普通のことであり、当然のことですが、彼は契約を結んでいます。彼だけではなく、多くの接触がありましたが、現実を見れば、選択できる可能性は少ないです。ポル・エスパルガロも選択肢の1つになるかもしれません。そして、現実的な可能性でもあります。」

ライダー選択の期限日

「状況は非常に深刻です。まだ決定しておらず、結論も出ていませんが、理論的には、テストのために、バレンシアにはライダーが必要です。」

ガスガス・ファクトリー・レーシング・テック3のチームプリンシパル、エルベ・ポンシャルは、プラクティスのセッション中に国際中継のピットレーンインタビューに応え、シーズン終了後に新たな役割を担う予定のポル・エスパルガロがレプソル・ホンダ・チームに復帰する可能性に関して、状況を説明。

「不可能なことは何もありません。我々は多くのライダーが契約を破ったり、これまでに見たことのないことをしたりするのを見てきました。私が知る限り、ポルはピーラー・モビリティ(KTMの親会社)を訪れています。彼は2024年のプログラムに提供された内容に大変満足していますが、私が言ったように、不可能なことは何もありません。」

「彼らは皆、レースに熱中していますが、それは私が初めて聞いた話しであり、アルベルト・プーチがポルと話したことは間違いないと思います。ピット・バイラー(モータースポーツディレクター)が来週カタールに来ます。ポルが何かをする必要がある場合、ピットに会いに行く必要があり、何が起こるのか確認しましょう」と語った。

 

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