チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが『Road to MotoGP™』のプログラムとして、中央ヨーロッパと北ヨーロッパを対象に、新たなタレントの発掘と育成を図る『Northern Talent Cup(ノーザン・タレント・カップ)』は19日、2024年シーズンのエントリーリストを発表。開催5年目は、オーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、ハンガリー、オランダ、ウクライナ、スウェーデン、スイスの9ヶ国から24人が参戦する。
昨年8月18日、第10戦オーストリアGP開催期間中に、次のステップとなる『Finetwork FIM JuniorGP World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』の足掛かりとなる大会として、『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』、『R&G British Talent Cup(ブリティッシュ・タレント・カップ)』、『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』に合わせる形でホンダ機『NSF250R』を使用すると発表。
開催1年目の2020年からバイクを供給していたKTMは、ドイツ自動車連盟の支援を受け、オーストリアで開催していた『Austrian Junior Cup(オーストリアン・タレント・カップ)』を拡大させ、ドイツ語圏における新たなプラットフォーム『KTM Junior Cup(KTM・ジュニア・カップ)』を設立。次のステップとなる『ノーザン・タレント・カップ』、そして『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』に繋がる大会に位置付け、KTM機『RC4R』を供給する。
『ノーザン・タレント・カップ』は、『MotoGP™世界選手権』、『スーパーバイク世界選手権』、『ドイツ選手権』の併催として、全7戦14レースを開催。ピレリがタイヤサプライヤーとしてタイヤを供給する。
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