チャンピオンシップに初参戦するトラックハウス・レーシングは26日、アメリカ・ロスアンゼルスでプロジェクトを発表するイベントを開催。トラックハウス・エンターテインメント・グループのオーナーであるジャスティン・マークスとミゲール・オリベイラ、ラウール・フェルナンデェスがアメリカ国旗のデザインを基調としたアプリリア機『RS-GP』のカラーリングを公開した。
ミゲール・オリベイラ
「『MotoGP™』に参戦するアメリカンチームを立ち上げることに、もちろん、とても幸せに思う。トラックハウスのファミリーの一員になれることを大変嬉しく思い、新しいシーズン、新しいカラー、エキサイティングなカラー、非常に活気のあり、競争力のあるカラーと共に始められることが待ち切れない。数日後のテストで新しいバイクに乗り込む。シーズンのスタートが待ち切れない。」
ラウール・フェルナンデェス
「今日、今年のカラーリングを初めて見た。それは本当に素晴らしい。アメリカの国旗を披露する最高の機会だと思う。アメリカに『MotoGP™』に参戦するチームが誕生したことは素晴らしいと思うから、僕にとって、ここに来て、この旗を見せることを嬉しく思う。発表会は本当に最高だった。ここロスアンゼルスに来られるなんて、まさに夢のようだ。本当に幸せ。今シーズンに向けて最高の気分。思いっきり楽しめると思う。」
ジャスティン・マークス
「この発表会は信じられないほどの素晴らしい瞬間です。これは、トラックハウス、『MotoGP™』、アプリリアの全員がちょっとした魔法を起こすために、非常に短時間にまとめ挙げた信じられないほどの作業の組み合わせです。基本的には2~3ヶ月以内に、『MotoGP™』チームを立ち上げ、レーストラックで素晴らしいパフォーマンスを発揮できるように準備を整えました。我々のグループには、非常に才能があり、これからのシーズンに情熱を注ぐ人たちが集まっています。我々はアメリカのチームなので、それも特別です。」
「我々は世界的なブランドですが、アメリカ企業であり、このチームの結成を祝い、ハリウッドのようなアメリカの象徴的な都市で、これらの素晴らしいバイクをデビューさせることができることは、本当に特別なことです。シーズンが楽しみです。」
「レーストラックでのパフォーマンスに関しては、何が期待できるのか全く分かりません。私が知っているのは、アプリリアには素晴らしい装備、素晴らしい人材、そして大変やる気に満ちた健康で幸せなライダーがいるということだけです。通常、この種のスポーツでは、スピードが求められるため、ナスカーでの仕事に慣れているトラックハウス・レーシングにとっても、私にとっても大きな学習経験になるでしょう。しかし、アプリリアには、非常に経験豊富な人々のグループ、2人の偉大なライダー、素晴らしいメカニック、信じられないほどのパートナーがいることから、このチームにとって制限するものはない、と本当にそう思います。」
トラックハウス・レーシングは、2月6日から第21戦マレーシアGPの開催地ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで始まる今年最初のオフィシャルテストに参加。デビュー戦となる3月8日から9日の開幕戦カタールGPに向けて準備に取り組む。