ラウール・フェルナンデェス、テスト打ち切り

ハイサイドから強烈な転倒を喫し、安全に走行できないことから、テスト終了を決断

トラックハウス・レーシングラウール・フェルナンデェスは、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで始まったオフィシャルテスト1日目の4ラップ目に11コーナーでハイサイドから転倒。21ラップを周回した後にテストを終了させ、2週間後にルサイル・インターナショナル・サーキットで開催される次回のオフィシャルテストに向けて静養することになった。

「最初に、アプリリアとトラックハウス・レーシングに謝りたい。トラックコンディションが原因でビックなクラッシュを喫してしまった。正直なところ、こんなことが起きてしまうとは思ってもいなかったけど、あの転倒のせいで、今回のテストを続けることができない。」

「新しいバイクをより良く理解し、どのように感じられるかを学ぶ機会を失ってしまったから、本当に悪い感じ。今はしっかり休むことが大切。バイクに乗ることは安全ではないから、ここで計画していた全ての作業を次のテストで実行できるように、回復に集中し、100%の状態に戻す必要がある」と気落ちしながらも視線を次回テストに向けた。

プレミアクラス3年目を迎える23歳のスペイン人ライダーは、アプリリアから供給された2023年最終型に乗り込んだが、セッション早々に転倒を喫したことから、精密検査を受けるために、サーキット近郊の病院を訪問。深刻な負傷は確認されなかったが、打撲を負った骨盤と股関節を悪化させないために、テストを終了させ、体調を整えるために、帰国することになった。

トラックハウス・レーシングは、シェイクダウンテストに参加したアプリリアのテストライダー、ロレンソォ・サバドーリを2日目から起用する。

 

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