『FIM Enel MotoE™ World Championship（MotoE™世界選手権）』の開幕戦ポルトガル大会は、今週末にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ、通称ポルティマオ・サーキットで開催。３月２１日に３度のテストセッション、２２日にプラクティスと公式予選、２３日に２レースが催行される。
開催６年目
バイクはドゥカティの電動二輪車『V21L』、タイヤはオフィシャルタイヤサプライヤーのミシュランが供給。今年も９チームから１８人がレギュラーライダーとして参戦。開催２年目、３年目、５年目にチャンピオンを輩出したポンス・レーシングの代替となるＭＴヘルメット-ＭＳＩ、ＲＮＦチームとプラマック・レーシングに替わってフォワード・レーシング・チームとアルバ・クラウド・チームが新規参戦。
イタリア選手権からマッシモ・ロッコリとアルマンド・ポントーネ、スペイン選手権からオスカル・グティエレスが新規参戦。スーパーバイク世界選手権で３度の総合２位と２度の総合３位を獲得し、２０２２年にドゥカティ機の開発を協力したチャズ・デイビスも初参戦。ルーカス・トゥロビッチが２年ぶりに復帰。
オフィシャルテスト
４週間前の２月２１日から３日間、当地でテストを実施。天候に恵まれなかったが、昨年総合４位エクトル・ガルソ、ニコラス・スピネッリ、マッテオ・フェラーリ、マッティア・カサデイ、オスカル・グティエレスがトップ５入り。
７ラップのレースシミュレーションでは、王者マッティア・カサデイが誰よりも早くチェッカーフラッグを受け、エリック・グラナド、ケビン・マンフレディ、ミケール・ポンス、オスカル・グティエレスがトップ５入り。ポールポジションからスタートしたニコラス・スピネッリは、レースをリードしたが４ラップ目に転倒。エクトル・ガルソも転倒していた。
開催日程
今季も全８戦１６レースが計画され、ポルトガルで初開催。最終戦はミサノ・ワールド・サーキット－マルコ・シモンチェリで９月６日と７日に開催。
タイムスケジュール
３月２１日（木）
１３時４５分（２２時４５分）： テストセッション（１５分間）
１５時００分（２４時００分）： グループ写真撮影
１５時４５分（２４時４５分）： テストセッション（１５分間）
１７時４５分（０２時４５分）： テストセッション（１５分間）
３月２２日（金）
０８時３０分（１７時３０分）： プラクティス１（１５分間）
１２時２５分（２１時２５分）： プラクティス２（１５分間）
１６時１５分（０１時１５分）： 公式予選１（１０分間）
１６時３５分（０１時３５分）： 公式予選２（１０分間）
３月２３日（土）
１２時１５分（２１時１５分）： レース１（７ラップ）
１６時１０分（０１時１０分）： レース２（７ラップ）