“トップガン”マーベリック・ビニャーレスがティソ・スプリント初優勝!

マルク・マルケスがベストリザルト、フランチェスコ・バグナイアが痛恨のオーバーランで4位

第2戦ポルトガルGPティソ・スプリント(周回数12ラップ)24日、現地時間15時00分からアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、2日目午前のフリープラクティス2で1番手に進出した1列目2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスが9ラップ目の1コーナーでトップに飛び出し、ショートレース開催2年目の2戦目で初めて優勝を挙げた。

マルク・マルケスがベストリザルト

気温23度、路面温度37度のドライコンディションの中、8番グリッドのマルク・マルケスは、ラストラップの5コーナーで2番手に飛び出して1.039秒差の2位。ショートレースでのベストリザルトを獲得すれば、3番グリッドのホルヘ・マルティンは1.122秒差の3位に入り、昨年9月の第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPから10戦連続の表彰台。

痛恨のオーバーラン

4番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは1ラップ目の3コーナーで2番手、2ラップ目の15コーナーでトップに躍り出てレースの主導権を握ったが、9ラップ目の1コーナーでオーバーランを喫して1.7秒差の4番手に後退し、4.155秒差の4位。2年連続の優勝を逃せば、ポールポジションのエネア・バスティアニーニは、1ラップ目に5番手、2ラップ目に6番手まで後退して4.384秒差の6位。

5番グリッドのジャック・ミラーは1ラップ目の1コーナーで2番手、2コーナーで1番手に飛び出したが、4.329秒差の5位。7番グリッドのペドロ・アコスタは、1ラップ目に11番手まで後退したが5.088秒差の7位まで挽回。13番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、9番グリッドのファビオ・クアルタラロ、16番グリッドのラウール・フェルナンデェスがトップ10入り。

6番グリッドのマルコ・ベツェッキは11位。15番グリッドのミゲール・オリベイラは12位。20番グリッドのジョアン・ミルは14位。21番グリッドの中上貴晶は16.398秒差の17位。

転倒

11番グリッドのアレックス・リンスは9番手走行中の3ラップ目に転倒。19番グリッドのヨハン・ザルコは15番手走行中の4ラップ目5コーナー、14番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは12番手走行中の4ラップ目11コーナー、10番グリッドのブラッド・ビンダーは7番手走行中の4ラップ目13コーナーで転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは6ポイントを加算させ、総合1番手を維持したが、総合3位ホルヘ・マルティンが3ポイント差から2ポイント差の総合2位に浮上。総合2位ブラッド・ビンダーは2ポイント差から8ポイント差の総合3位に後退。総合4位マルク・マルケスは13ポイント差から10ポイント差に接近した。

決勝レース

週末最後のセッションとなるウォームアップ走行は、3月24日現地時間09時40分(日本時間18時40分)開始。25ラップの決勝レースは14時00分(23時00分)スタート。

RESULTS

 

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