『JuniorGP™』~ミサノでシーズン開幕

小田喜阿門がレギュラーライダーとして、三谷然がワイルドカードとしてデビュー。鳥羽海渡は欠場

FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、今週末にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリでシーズンが開幕。開幕戦ミサノ大会は、『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』と『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』が各2レース、『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』と『Stock European Championship(ストック欧州選手権)』が各1レースが行われる。

開催日程

2024年はイタリア、ポルトガル、スペインの3ヶ国、7会場で催行。『ジュニアGP™世界選手権』と『Moto2™欧州選手権』は年間12レース、『ヨーロピアン・タレント・カップ』は10レース、『ストック欧州選手権』は7レースを開催。

2021年と2022年に『MotoGP™世界選手権』サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの併催として『ジュニアGP™世界選手権』の1クラスだけを開催したミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリが開催日程に復帰。開幕戦の舞台に指名され、初めて4クラスを開催する。

4月21日: ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリ
5月5日: アウトードロモ・ド・エストリル
5月19日: バルセロナ-カタルーニャ・サーキット
6月23日: アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ
9月15日: ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエト
10月13日: モーターランド・アラゴン
11月10日: サーキット・リカルド・トルモ

ジュニアGP™世界選手権

22ヶ国から36人がレギュラー参戦としてエントリー。最多はイタリアの6人。日本からは参戦3年目となる内海孝太郎(うちうみこうたろう)、昨年2戦に参戦した上江洲葵要(うえずあおい)、『イデミツ・アジア・タレント・カップ』から昇格する小田喜阿門(おだきあもん)の3人。

チャンピオンのアンヘル・ピケラスを筆頭に、総合2位ルカ・ルネッタ、総合4位ジョエル・エステバン、総合6位チャビエル・スルトゥサ、総合7位ヤコブ・ルールストーン、総合8位ニコラ・カラーロ、総合9位ダビド・アルマンサ、総合11位タットチャコーン・ブーシュリ、総合19位ノア・デットワイラーの9人が『Moto3™』に昇格したことから、総合3位アルバロ・カルペ(スペイン)と総合5位アドリアン・クルセス(スペイン)が中心的な存在となり、『ヨーロピアン・タレント・カップ』から王者マキシモ・キレス(スペイン)、前王者/総合2位グイド・ピニ(イタリア)、総合3位ブリアン・ウリアルテ(スペイン)、総合4位リコ・サルメラ(フィンランド)、総合5位ドド・ボッビオ(イタリア)ら昇格。

『イデミツ・アジア・タレント・カップ』からは、総合2位小田喜阿門と総合4位ヂャクレファット・ピューティサン(タイ)がジュニア・タレント・チームに加入。継続参戦の総合17位アルビ・アディタマ(インドネシア)と総合20位ダニエル・シャーリル(マレーシア)に合流すれば、開幕戦では『イデミツ・アジア・タレント・カップ』の開幕戦カタール大会で優勝と2位を獲得したポイントリーダー、三谷然(みたにぜん)がワイルドカードとして参戦。

『ブリティッシュ・タレント・カップ』から王者エヴァン・ベルフォードが総合10位エディ・オシェイ(イギリス)と共にブリティッシュ・タレント・チームとして参戦。

バイクはホンダ10台、KTM18台、ハスクバーナ5台、CFモト3台。

Moto2™欧州選手権

10ヶ国から25人がレギュラー参戦。最多はスペインから8人。日本からは2人。スーパースポーツ世界選手権とダブル参戦する鳥羽海渡が初参戦。開幕戦は日程が重なることから、スーパーバイク世界選手権の第3戦オランダ大会に参戦。羽田太河が2021年以来3度目のレギュラー参戦。

チャンピオンのセナ・アギウスと総合2位チャビエル・カルデェルスが『Moto2™』に昇格、総合11位ニッコロ・アントネリがスーパースポーツ世界選手権に転向すれば、総合3位アルベルト・スーラ(イタリア)、総合4位マッティア・ラト(イタリア)、総合5位ロベルト・ガルシアらが継続。

『スーパースポーツ世界選手権』に参戦するホルヘ・ナバーロと『MotoE™世界選手権』王者マッティア・カサデイもダブル参戦を計画。『Moto3™』からロレンソォ・フェロンが転向。『スーパーストック欧州選手権』から王者ダニエル・ムニョスと総合2位エリク・フェルナンデェスが昇格してきた。

バイクはカレックス19台、ボスコスクロ4台、フォワード2台。

ヨーロピアン・タレント・カップ

16ヶ国から45人がエントリー。『イデミツ・アジア・タレント・カップ』に参戦する池上聖竜(いけがみせいりゅう)はダブル参戦。日本とニュージランドの国籍を所有するターナージーン健人が初参戦する。

バイクはホンダのワンメイク。

ストック欧州選手権

17ヶ国から36人がレギュラー参戦としてエントリー。

タイヤ

ピレリオフィシャルタイヤサプライヤーとして4クラスにタイヤの供給を開始。

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