『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、週末にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ、通称ポルティマオ・サーキットでシーズン4戦目、第4戦ポルティマオ大会を開催。『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』と『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』は各2レース、『Stock European Championship(ストック欧州選手権)』と『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』は各1レースが行われた。
ジュニアGP™世界選手権
レース1は転倒が相次いだ中、3番グリッドのアルバロ・カルペ(スペイン)がゴールライン手前で逆転。前戦バルセロナ大会のレース2に続き2連勝を挙げた。
レース2は負傷が原因で開幕から欠場していた2022年ヨーロピアン・タレント・カップ王者グイド・ピニ(イタリア)がデビュー戦でポールポジションからレース1で0.039秒差の2位だった後、4人の優勝争いに競り勝ち、初優勝を挙げれば、レース1で4位だった5番グリッドのマキシモ・キレス(スペイン)は0.292秒差の2位。アルバロ・カルペは0.327秒差の3位。
日本勢は小田喜阿門(おだきあもん)が13位と転倒24位。内海孝太郎(うちうみこうたろう)は15位と18位。上江洲葵要(うえずあおい)はリタイアと25位。
Moto2™欧州選手権
2レースが実施され、ポールポジションのロベルト・ガルシア(スペイン)が連続優勝。2番グリッドのアルベルト・スーラ(イタリア)は連続2位。
『MotoE™』にも参戦するマッティア・カサデイ(イタリア)は6番グリッドから6位と5位。『Moto2™』に第4戦スペインGPから3戦連続して参戦したホルヘ・ナバーロ(スペイン)は9位と7位。第5戦フランスGPから3戦連続して参戦したダニエル・ムニョス(スペイン)は4位と転倒。
日本勢は、鳥羽海渡が9番グリッドから8位と6位。パフォーマンスが右肩上がりに上昇すれば、羽田太河は技術面で厳しい状況に追い込まれながらも17番グリッドから12位と15位。ポイント圏内で完走を果たした。
ヨーロピアン・タレント・カップ
2番グリッドのカルロス・カノ(スペイン)が今季3勝目。ジュリオ・プリエーゼ(イタリア)は0.042秒差の2位。マルコ・モレリ(アルゼンチン)は7位。
池上聖竜(いけがみせいりゅう)は序盤3戦に参戦する計画だったことから、今大会には参戦せず、全5レースに出走して最高位は第2戦エストリル大会レース2と第3戦バルセロナ大会の4位だった。
ヘレス大会
次戦は12週間後の9月13日から15日にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでシーズン5戦目が開催。