アレックス・リンスが右手首を骨折

精密検査を受けるために、昨年右脚を手術したスペインの首都マドリード市内の病院に向けて移動

モンスターエナジー・ヤマハアレックス・リンスは、第8戦TTアッセン決勝レースで15番グリッドからスタート直後に1コーナーでハイサイドから今季7度目の転倒。メディカルセンターに搬送され、検査の結果、右手首と右足の骨折が判明。

昨年6月の第6戦イタリアGPで転倒した際に右脚の脛骨と腓骨を骨折していたことから、手術を受けたスペインの首都マドリード市内の病院で精密検査を受けることになった。

「スタートで非常に激しいクラッシュに見舞われてしまった。マドリードに移動して、そこで右手首と右足の負傷具合を確認するために、さらなる検査を受けるつもり」と話し、サーキットを後にした。

今季4度目の0ポイントに終わったアレックス・リンスは、現時点で来週末にザクセンリンクで開催される第9戦ドイツGPの参戦は未定だが、サマーブレイクを利用して右脚を固定するために埋めていたプレートとネジを除去する手術を計画していた。