ホルヘ・マルティンが今季4度目のポールポジション奪取

トラックハウス・レーシングのミゲール・オリベイラとラウール・フェルナンデェスが1列目を獲得

第9戦ドイツGP公式予選は6日、現地時間10時50分からザクセンリンクで行われ、初日午後のプラクティスで2番手に進出したホルヘ・マルティンがプラクティスで樹立されたオールタイムラップレコード(1分19秒622)を0.199秒更新する1分19秒423を刻み、週末2度目、今季11度目のトップタイムをマーク。今季4度目、プレミアクラスで17度目、キャリア通算38度目のポールポジションを奪取した。

トラックハウス・レーシング旋風

好天候に恵まれて、気温が26度、路面温度が36度まで上昇したドライコンディションの中、プラクティスで3番手だったミゲール・オリベイラは直前のフリープラクティス2で最速ペースを刻んで今季初めて1番手に進出した後、0.048秒差の2番時計を刻み、昨年9月の第11戦カタルーニャGP以来今季初めて1列目を獲得すれば、プラクティスで12番手だったラウール・フェルナンデェスは公式予選1を1番手で通過すると、公式予選2は0.220秒差の3番手に入り、今年5月の第6戦カタルーニャGPに続き、予選自己最高位タイを獲得。

トラックハウス・レーシングに所属する2人が初めて揃って1列目に進出し、サテライトチーム勢が1列目を独占。

フランチェスコ・バグナイア4番手

プラクティスで5番手だったフランチェスコ・バグナイアは0.326秒差の4番手。0.106秒差で5戦連続の1列目を逃せば、プラクティスで4番手のアレックス・マルケスは9ラップ目に今季9度目の転倒を喫したが5番手に入り、2戦連続3度目の2列目に進出。プラクティスで7番手のフランコ・モルビデリは6番手。

マーベリック・ビニャーレス転倒

プラクティスでオールタイムラップレコードを更新して1番手に進出したマーベリック・ビニャーレスだったが、6ラップ目の10コーナーでハイサイドから週末2度目、今季8度目の転倒を喫して7番手。プラクティスで9番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオ、プラクティスで6番手のエネア・バスティアニーニ、プラクティスで8番手のペドロ・アコスタがトップ10入り。

プラクティスで10番手のブラッド・ビンダーは11番手。転倒が影響してプラクティスで19番手だったマルコ・ベツェッキは公式予選1で2番手、公式予選2で12番手。

公式予選1

プラクティスで13番手のマルク・マルケスは、第6戦カタルーニャGP以来今季3度目の公式予選1に出走すると、タイムアタック中に低速走行していた他車の影響を受けて0.585秒差の3番手。0.148秒差で公式予選2へ進出を逃せば、プラクティスで14番手のファビオ・クアルタラロは4番手。

プラクティスで18番手の中上貴晶は0.875秒差の7番手。プラクティスで22番手のジョアン・ミルは10番手。

ペナルティ

今季3度目のワイルドカードとなったHRCのテストライダー、ステファン・ブラドルは公式予選1で低速走行から他車の走行に影響を与えたことから、スチュワードパネルからグリッドポジションを3つ降格するペナルティが科せられ、決勝レースを最後尾の22番グリッドからスタートすることになったが、ティソ・スプリントにはペナルティが適用されないことから、21番グリッドから迎える。

ティソ・スプリント

周回数15ラップのショートレース、ティソ・スプリントは、現地時間15時00分、日本時間22時00分スタート。

RESULTS

 

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