エネア・バスティアニーニがショートレースで初優勝

ホルヘ・マルティン2位、フランチェスコ・バグナイアとマルク・マルケスが転倒

第10戦イギリスGPティソ・スプリント(周回数10ラップ)は3日、現地時間15時00分からシルバーストン・サーキットで行われ、3番グリッドのエネア・バスティアニーニが1ラップ目2番手に浮上して1番手を追走すると、6ラップ目トップに飛び出し、ショートレースで初優勝を挙げた。

ホルヘ・マルティン8度目の表彰台

気温20度、路面温度37度のドライコンディションの中、4番グリッドのホルヘ・マルティンはスタートダッシュに成功して1ラップ目1番手に浮上してレースをリードしたが、6ラップ目にポジションを譲って1.094秒差の2位。3戦連続8度目の表彰台を獲得すれば、ポールポジションのアレイシ・エスパルガロは2.023秒差の3位に入り、今季3度目の表彰台。

KTM躍進

6番グリッドのブラッド・ビンダーと9番グリッドのペドロ・アコスタは、2ラップ目に接触して互いにフェアリングの一部を損失したが4位と5位に進出。11番グリッドのジャック・ミラーは7位。KTMが1年前の第9戦イギリスGP以来今季初めて3人がポイント圏内に進出。

5番グリッドのアレックス・マルケスは今季の最高位となる6位。8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは8位。10番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、トラックリミットを3回超えたことからロングラップペナルティが科せられ、7ラップ目に8番手から10番手に後退したがポイント圏内の9位でフィニッシュ。

18番グリッドのファビオ・クアルタラロは15.373秒差の11位。16番グリッドのヨハン・ザルコは18.492秒差の14位。21番グリッドの中上貴晶は29.302秒差の17位。

ポイントリーダー転倒

2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは4番手走行中の5ラップ目4コーナーで今季5度目の転倒。7番グリッドのマルク・マルケスは4番手走行中の9ラップ目16コーナーで週末2度目、今季15度目の転倒。

12番グリッドのマルコ・ベツェッキと13番グリッドのフランコ・モルビデリは、スタート直後の1コーナーで激突。メディカルセンターに搬送された。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアはポイントを稼げなかったが、総合1位の座を維持。総合2位ホルヘ・マルティンは10ポイント差から1ポイント差に接近。

総合4位エネア・バスティアニーニは12ポイントを加算させ、67ポイント差から55ポイント差の総合3位に浮上すれば、総合3位マルク・マルケスは4位に後退した。

決勝レース

周回数20ラップの決勝レースは、8月4日現地時間13時00分(日本時間21時00分)スタート。

RESULTS

 

 

ハーフプライス&フルスロットル

後半戦完全網羅の『MotoGP™ VideoPass』なら全セッション&全レースを生中継&オンデマンドで配信。オフィシャルアプリを利用すれば、いつでも、どこでも、観たいときの視聴が可能

サブスクリプション
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録