イバン・オルトラがハッピーバースデーウィン

ダビド・アロンソ&コリン・ベイヤー表彰台、ダニエル・オルガド4位、山中琉聖&鈴木竜生トップ10入り

第10戦イギリスGP決勝レース(周回数15ラップ)は4日、現地時間11時15分からシルバーストン・サーキットで行われ、参戦50戦目を迎えたポールポジションのイバン・オルトラがゴールラインまで繰り広げられた11人による優勝、表彰台争いに僅少さで競り勝ち、20歳の誕生日に今季2勝目、通算4勝目を挙げた。

気温17度、路面温度26度のドライコンディションの中、4番グリッドのダビド・アロンソは序盤からトップ5前後に位置し、終盤に入ってからポジションを上げて0.123秒差の2位。2戦連続7度目の表彰台を奪取すれば、2番グリッドのコリン・ベイヤーは0.226秒差の3位に入り、2戦ぶり5度目の表彰台を獲得。

8番グリッドのダニエル・オルガドはシーズン序盤のパフォーマンスを取り戻すように積極的にレースをリードして4位。7番グリッドのステファノ・ネパは今季最高位の5位。

5番グリッドの山中琉聖は0.463秒差の6位。2戦連続6度目の1桁台でチェッカーフラッグを受け、3番グリッドのジョエル・ケルソ、12番グリッドのアドリアン・フェルナンデェス、10番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダが続き、9番グリッドの鈴木竜生は1.537秒差の10位。

21番グリッドのダビド・ムニョスは、9番手まで浮上した直後の1ラップ目16コーナーで6番グリッドのヤコブ・ルールストーンとの接触が原因で24番手まで後退したが12位まで挽回。ヤコブ・ルールストーンはロングラップペナルティが科せられて17位。

11番グリッドのアンヘル・ピケラスは、2ラップ目の18コーナーでハイサイドから転倒。直ぐ後ろに位置していた17番グリッドのスコット・オグデンがピケラス車に激突して転倒リタイア。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのダビド・アロンソは20ポイントを加算。総合2位イバン・オルトラは58ポイント差から53ポイント差に接近すれば、総合3位ダニエル・オルガドは59ポイント差から66ポイント差、総合4位コリン・ベイヤーは64ポイント差から68ポイント差にギャップが広がった。

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