第11戦オーストリアGPのティソ・スプリント(周回数14ラップ)は8月17日、現地時間15時00分からレッドブルリンク-シュピールベルクで行われ、2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアが第7戦イタリアGP、第8戦TTアッセンに続き今季3勝目を挙げた。
ホルヘ・マルティン2位
気温30度、路面温度38度のドライコンディションの中、ポールポジションのホルヘ・マルティンは1番手に飛び出した直後の2ラップ目2コーナー、シケインでバイクを止めることができずにショートカットして2番手に後退したが、タイムロスが1秒以下だったことからロングラップペナルティが科せられ、8ラップ目に2番手から3番手に後退したが、4.673秒差の2位に入り、4戦連続9度目の表彰台を獲得。
4番グリッドのアレイシ・エスパルガロは7.584秒差の3位。2戦連続4度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのエネア・バスティアニーニは4位。
5番グリッドのジャック・ミラーは、第2戦ポルトガルGP以来今季最高位タイの5位。8番グリッドのフランコ・モルビデリ、12番グリッドのブラッド・ビンダー、9番グリッドのマルコ・ベツェッキが続き、10番グリッドのポル・エスパルガロはポイント圏内の9位。
14番グリッドのペドロ・アコスタはポイント圏外の10位。6番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは1ラップ目に14番手まで後退して11位。15番グリッドのファビオ・クアルタラロは17.943秒差の12位。17番グリッドのヨハン・ザルコは21.330秒差の15位。
22番グリッドの中上貴晶は22.940秒差の16位。11番グリッドのアレックス・マルケスは1ラップ目に転倒した後20位で完走。
マルク・マルケス転倒
3番グリッドのマルク・マルケスは、2番手走行中の10ラップ目3コーナーで今季16度目の転倒。16番グリッドのアウグスト・フェルナンデェス、21番グリッドのアレックス・リンス、23番グリッドのステファン・ブラドルはピットボックスに戻ってリタイアした。
チャンピオンシップ
総合2位フランチェスコ・バグナイアは3ポイント差から12ポイントを加算させて、ポイントリーダーに再浮上。ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは8ポイントを稼ぎ、バグナイアと同じ250ポイントに並んだが、決勝レースの優勝数で総合2位に後退。
総合3位エネア・バスティアニーニは49ポイント差から52ポイント差。総合4位マルク・マルケスは62ポイント差から71ポイント差。総合5位マーベリック・ビニャーレスは111ポイント差から120ポイント差にギャップが拡大した。
決勝レース
周回数28ラップの決勝レースは、8月18日現地時間14時00分(日本時間21時00分)スタート。
RESULTS
The World Champ reigns supreme at the Ring! 🥇@PeccoBagnaia wins the #TissotSprint and retakes the Championship lead! 😎#AustrianGP 🇦🇹 pic.twitter.com/IYIcIZyZg3
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) August 17, 2024