KTM・レーシングは8月28日にテストライダーのポル・エスパルガロをミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催される第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでワイルドカードとして起用すると発表。
今季テストライダーに就任した33歳のスペイン人ライダーは、第7戦イタリアGPと第11戦オーストリアGPに参戦。ムジェロ・サーキットでは21番グリッドからティソ・スプリントで14位、決勝レースで17位完走。ファクトリーチームのホームサーキット、レッドブルリンク-シュピールベルクでは10番グリッドからポイント圏内の9位と11位に進出。
2020年9月の第8戦エミリア・ロマーニャGPでKTMのベストリザルトとなる3位を獲得した経験があり、プレミアクラス169戦目、キャリア通算291戦目となるポル・エスパルガロは、「ムジェロでスピードを取り戻すことができ、レッドブルリンクでは沢山のテストラップを周回し、かなり競争力があると感じた。ミサノも馴染みのあるトラック。オーストリアでの仕事を経て、グリッドに戻ることが嬉しい。レースコンディションで幾つかのデータを再確認する必要があり、2度目のグランプリに向けて、ブラッド・ビンダーとジャック・ミラーのセッティングを可能な限りサポートする必要がある」と3度目の参戦に向けて抱負を語った。
第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP後には、当地でシーズン最後のオフィシャルテストが開催される。