チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、9月25日にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ、通称ポルティマオ・サーキットとの間で2025年と2026年の開催に関して契約を締結したと発表。
世界で最もエキサイティングなスポーツにより、観光シーズン以外に開催国、地域、サーキットに大きな経済的効果をもたらすポルトガルGPの開催が確定した。
ペドロ・マチャド(ポルトガル観光大臣)
「『MotoGP™』は世界で最も注目されているスポーツイベントの1つであり、200以上の国と地域で視聴され、5億人以上のファンがいます。我々が話題にしているのは、ポルトガルを観光地として、また主要なスポーツイベントの主催者として宣伝し、アピールするユニークな能力を持つイベントです。こうした取り組みの組織化を支援することで、我が国の評判と魅力が高まります。観光の観点からも非常に重要です。また、観客やイベント関係者が数日間にわたって何千人もの人々が集まるイベントであるため、地域経済に直接的な経済的影響も同様に重要です。」
ハイメ・コスタ(サーキット最高経営責任者)
「アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで『MotoGP™』を開催し続けること、そして2020年から続けてきた我々の努力と仕事が認められることは大きな誇りです。カレンダー上でユニークな特徴を持つポルトガルGPと我々のトラックは、既にライダーやチームにとってベンチマークとなっています。2年契約を締結したことで、我々はイベントを全く違った視点で捉え、観客の体験を継続的に改善しながら、サーキット、ひいては国や地域への来場者数を伸ばし、地域への経済的付加価値を強調することができます。」
カルロス・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「我々は少なくてもあと2年間はポルトガルでレースを続けると発表できることになり、大変嬉しく思います。アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで初めて開催して以来、多くのファンやライダーに愛される場所になりました。その理由は明らかです。ここはレースをするのに美しい場所であるだけでなく、イベント自体も毎年改善されており、この地域に経済、スポーツ、社会に前向きな影響を与えることができたことを大変誇りに思います。2025年と2026年にポルトガルのファンに再会できることを楽しみにしています。」