第15戦インドネシアGPのティソ・スプリント(周回数13ラップ)は、9月28日現地時間15時00分からペルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、4番グリッドのフランチェスコ・バグナイアがスタートで2番手に浮上、16コーナーでトップに飛び出し、最後までポジションを維持して2戦連続5度目の優勝。昨年の4勝を上回った。
To the victor go the spoils! 🥇@PeccoBagnaia wins a crucial #TissotSprint in Mandalika! 🏆#IndonesianGP 🇮🇩 pic.twitter.com/8DvGa42YDo
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) September 28, 2024
ポイントリーダー痛恨の転倒
気温29度、路面温度56度のドライコンディションの中、ポールポジションのホルヘ・マルティンはホールショットを決めたが、2日目午前のフリープラクティス2を再現するように16コーナーで週末2度目の転倒。素早く立ち上がってコースに復帰し、7.073秒差の最後尾21番手で1ラップ目を終えた後、9人を抜いて9.104秒差の10位まで挽回したが、ポイント圏外。
オンファイヤー
5番グリッドのエネア・バスティアニーニは4ラップ目4番手、7ラップ目3番手、12ラップ目2番手に浮上し、チームメイトを追走。0.107秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、2戦連続3度目の表彰台を獲得。
公式予選2で連続転倒を喫した12番グリッドのマルク・マルケスは、スタート直後の2コーナーで5番手、16コーナーで4番手にジャンプアップ。トップ3を追い上げると、3ラップ目に3番手、7ラップ目には2番手に浮上したが、12ラップ目にエネア・バスティアニーニに抜かれて1.701秒差の3位。
2番グリッドのマルコ・ベツェッキは3ラップ目2番手に浮上して、フランチェスコ・バグナイアを追走。7ラップ目に追突を寸前で回避してコースアウトしたことから4番手までに後退し3.072秒差の4位。9番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。8番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオはポイント圏内の9位。
3番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目を2番手で通過したが、3ラップ目にミスが原因で同時に2人、マルコ・ベツェッキとマルク・マルケスに抜かれて4番手、4ラップ目5番手、最終ラップにも追い越されて6位。16番グリッドのジャック・ミラーは11位。公式予選1でリアブレーキの保護カバーが破損したことから接続部分が損傷する問題に見舞われた19番グリッドのブラッド・ビンダーは13位。21番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは11ラップ目に転倒。
10番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは7位。13番グリッドのアレイシ・エスパルガロは16位。11番グリッドのラウール・フェルナンデェスは、2ラップ目に転倒した後レースに復帰して19番手でゴールしたが、タイヤプレッシャーの違反により、8秒加算のペナルティが科せられて19位だった。
ホンダ今季最高位
7番グリッドのヨハン・ザルコは、5位争いのグループ内で走行して6.938秒差の8位。今季の最高位、ホンダの最高位に進出すれば、18番グリッドの中上貴晶は13.351秒差の17位。第8戦TTアッセン以降優勝者から20秒以上のギャップが続いていたが、第6戦カタルーニャGPの13.199秒差に次ぐタイム差でゴール。17番グリッドのルカ・マリーニは18位。20番グリッドのジョアン・ミルは2ラップ目に転倒。
6番グリッドのファビオ・クアルタラロは、5位争いのグループバトル中に他車との接触が原因で11番手まで後退して9.843秒差の12位。15番グリッドのアレックス・リンスは15位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは、転倒リタイアした第7戦イタリアGP以来今季2度目の0ポイント。総合2位フランチェスコ・バグナイアは24ポイント差から12ポイント差に接近。総合3位エネア・バスティアニーニは59ポイント差から50ポイント差、総合4位マルク・マルケスは60ポイント差から53ポイント差に接近した。
決勝レース
周回数27ラップの決勝レースは、9月29日現地時間15時00分(日本時間16時00分)スタート。