第１８戦タイＧＰのフリープラクティス１は、１０月２５日現地時間１０時４５分からチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、先週末にフィリップアイランド・サーキットで開催された前戦オーストラリアＧＰで連続転倒を喫した総合１１位マルコ・ベツェッキが３度のランで２０ラップを周回して第１３戦サンマリノ＆リビエラ・ディ・リミニＧＰのフリープラクティス２以来今季２度目のトップタイムをマーク。昨年９月の第１３戦インドＧＰ以来今季初めて１番手発進を決めた。

トップ４順調な滑り出し

気温３０度、路面温度４７度のドライコンディションの中、１年前にポールポジションからダブルウィンを達成したポイントリーダーのホルヘ・マルティンは、３度のランで２１ラップを周回して０.０３８秒差の２番手。

１年前に７位と２位に進出した総合２位フランチェスコ・バグナイアは、３度のランで２０ラップを周回して０.２００秒差の３番手。

当地で２０１８年と２０１９年に優勝を挙げた総合３位マルク・マルケスは、３度のランで１９ラップを周回して０.２５９秒差の４番手。総合１２位アレックス・マルケスは５番手。

総合４位エネア・バスティアニーニは１９ラップを周回して０.３６８秒差の６番手。ドゥカティ勢がトップ６を占めれば、総合８位フランコ・モルビデリは１２番手。総合９位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは１３番手。

ＫＴＭ勢好発進

総合６位ペドロ・アコスタは、前戦で負傷した左肩の状態を確認しながら２度のランで２０ラップを周回して０.４１４秒差の７番手。総合１４位ジャック・ミラーは、３度のランで最多２２ラップを周回して０.５０７秒差の８番手。１年前に２位と３位を獲得した総合５位ブラッド・ビンダーは１１番手。総合２０位アウグスト・フェルナンデェスは２０番手。

中上貴晶１桁台発進

総合１８位中上貴晶は、３度のランで２１ラップを周回して０.５３０秒差の９番手。総合２３位ルカ・マリーニは２１ラップを周回して０.６９４秒差の１４番手。総合１７位ヨハン・ザルコは１６番手。総合２１位ジョアン・ミルは１８番手。ホンダ勢４人が１秒以内に進出。

総合１３位ファビオ・クアルタラロは、２度のランで２０ラップを周回して０.６４８秒差の１０番手。総合１９位アレックス・リンスは２０ラップを周回して１.０２１秒差の１９番手。

アレイシ・エスパルガロ転倒

総合７位マーベリック・ビニャーレスは、３度のランで１８ラップを周回して０.７０７秒差の１５番手。総合１６位ラウール・フェルナンデェスは１７番手。

総合１０位アレイシ・エスパルガロは、５ラップ目の１２コーナーで今季１７度目の転倒を喫して２１番手。２年前に当地で優勝を挙げた総合１５位ミゲール・オリベイラの負傷代役として招集されたアプリリアのテストライダー、ロレンソォ・サバドーリは来季に向けた作業を続けて２２番手だった。

プラクティス

１０月２６日の公式予選１と公式予選２の振分けを決定するプラクティスは、現地時間１５時００分、日本時間１７時００分開始。

RESULTS