ホルヘ・マルティン対フランチェスコ・バグナイア。ドゥカティのファクトリーマシンを駆ける両雄が2年連続してタイトル争いを繰り広げる中、今週末は闘いの舞台をペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットに移すが、その前に2人のシーズンを振り返る。
An unpredictable 2024 season with many changes on the Championship lead! 📊
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 29, 2024
This is how the title fight has evolved from the first race in Lusail to the 18th Round in Buriram! 👀
With only two to go, it's time for #TheRematch🏁 pic.twitter.com/3zyOJivSSs
『#VamosJorge』
飛躍のシーズンとなった2023年は、初開催のティソ・スプリントで9勝を含む14度の表彰台を獲得。決勝レースは4勝を含む8度の表彰台を獲得したが、4度の転倒リタイアが影響し、最終戦で『MotoGP™』で初めて、2001年のバレンティーノ・ロッシ以来となるサテライトチームからのタイトル獲得を逃したことから、冬の間に精神面を鍛えるため、心理学とメンタル面の強化に努めると、18戦が終了した時点で、ティソ・スプリントは第7戦イタリアGPと第15戦インドネシアGPで転倒を喫して6勝を含む14度の表彰台。
決勝レースは、第4戦スペインGPと第9戦ドイツGPで転倒リタイアを喫し、第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでバイク交換が裏目に出て1ポイントしか稼げなかったが、3勝を含む14度の表彰台を獲得。
1年前と比較して精神的な強さを見せ、シーズンを通じて一貫した速さと強さを誇示。残りの4レースで2位以内を維持すれば、タイトル獲得という条件を掴んだ。
『#ForzaPecco』
昨シーズンは、ティソ・スプリントで4勝を含む13度の表彰台を獲得。決勝レースは7勝を含む15度の表彰台を獲得したことから、2年連続して最終戦決戦を制し2連覇に達成。
史上9人目となる3連覇に向け、ショートレースを課題に挙げると、6勝を含む9度の表彰台を獲得したが、第4戦スペインGPからの3戦連続4度のリタイアが影響。決勝レースは自己最多勝となる年間9勝を含む14度の表彰台を獲得したが、第2戦ポルトガルGPと第12戦アラゴンGPの接触転倒、第14戦エミリア・ロマーニャGPの転倒が影響して、ライバルから17ポイント差。残り4レースで全勝したとしても、タイトル獲得はライバルの結果次第となった。