プリマ・プラマック・レーシングのホルヘ・マルティンは、第19戦マレーシアGPのティソ・スプリントで優勝、決勝レースで2位を獲得して週末に32ポイントを加算。転倒と優勝を挙げた総合2位フランチェスコ・バグナイアに対し、アドバンテージを17ポイント差から24ポイント差に拡大したことから、最終戦のティソ・スプリントで2度目のマッチポイントを迎える。
残り1戦37ポイント(12+25)のタイトル争いにおいて、日曜日の決勝レースが終了した時点で、もし2人の獲得ポイント数が同点となった場合、決勝レースの優勝数が考慮され、ホルヘ・マルティンが3勝、フランチェスコ・バグナイアが10勝を挙げていることから、バグナイアがタイトルを獲得。
2ポイント
ホルヘ・マルティンは、今季7勝を挙げているティソ・スプリントでライバルよりも2ポイント以上を加算すれば、たとえ決勝レースでポイントを稼げず、フランチェスコ・バグナイアが11勝目を挙げたとしても逆転が不可能となり、土曜日にタイトル争いに決着がつく。
5月の第6戦カタルーニャGPでは、ホルヘ・マルティンが4位、フランチェスコ・バグナイアはコンマ9秒差のリードを得ていたトップ走行中のラストラップ、5コーナーで転倒していた。
ティソ・スプリントでタイトルが決まる条件
・マルティンが優勝
・マルティンが2位、バグナイアが3位以下
・マルティンが3位、バグナイアが5位以下
・マルティンが4位、バグナイアが6位以下
・マルティンが5位、バグナイアが7位以下
・マルティンが6位、バグナイアが8位以下
・マルティンが7位、バグナイアが9位以下
・マルティンが8位、バグナイアがポイント圏外