最終戦ソリダリティGPのフリープラクティス1は、11月15日現地時間10時45分からバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、フルエントリーライダーとして最後の週末を迎える総合19位中上貴晶が12ラップ目の2コーナーで今季7度目の転倒を喫した後、16ラップ目に2022年9月の第15戦アラゴンGPウォームアップ走行以来今季初めてトップタイムをマーク。週末最初のセッションで1番手発進を決めたのは、2022年5月の第8戦イタリアGP以来。
Time atTAKA! 🔥@takanakagami30 has bounced back from today's early T2 crash to top the session! A great way to start the weekend👍#SolidarityGP 🏁 pic.twitter.com/RxgObzwnq6
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 15, 2024
ホルヘ・マルティン対フランチェスコ・バグナイア
気温13度、路面温度14度のドライコンディションの中、ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは4度のランで18ラップを周回して0.470秒差の5番手。
総合2位フランチェスコ・バグナイアは4度のランで18ラップを周回して0.582秒差の7番手だった後、スタート練習中に1コーナーで今季9度目の転倒。
😱 @PeccoBagnaia locked the front as Maverick was passing!
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That's a crash during the practice start session for the title challenger 💥#SolidarityGP 🏁 pic.twitter.com/RBqgwmtErG
総合10位アレックス・マルケスは20ラップを周回して0.414秒差の3番手に進出。
総合3位を争う総合4位エネア・バスティアニーニは6番手、総合3位マルク・マルケスは10番手。
総合9位フランコ・モルビデリは13番手。総合12位マルコ・ベツェッキは16番手。総合8位ファビオ・ディ・ジャンアントニオの代役に指名されたドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロは2ラップ目の5コーナーで今季初転倒を喫して20番手。
テック3の両雄が接触転倒
総合5位ペドロ・アコスタは3ラップ目の5コーナーでチームメイトの総合20位アウグスト・フェルナンデェスと接触転倒したが、16ラップを周回して0.411秒差の2番手。フェルナンデェスは18番手。
総合6位ブラッド・ビンダーは最多22ラップを周回して0.451秒差の4番手。総合14位ジャック・ミラーは9番手。
総合7位マーベリック・ビニャーレスは21ラップを周回して0.626秒差の8番手。総合11位アレイシ・エスパルガロは14番手。
総合15位ミゲール・オリベイラは7週間前の第15戦インドネシアGPで骨折した右手首の回復具合を確認しながら19ラップを周回して21番手。総合16位ラウール・フェルナンデェスは22番手。
総合13位ファビオ・クアルタラロは20ラップを周回して0.745秒差の11番手。総合18位アレックス・リンスは1.152秒差の17番手。
総合22位ルカ・マリーニは21ラップを周回して0.858秒差の12番手。総合17位ヨハン・ザルコは0.980秒差の15番手。総合21位ジョアン・ミルは19番手。
今季6度目のワイルドカードとなるステファン・ブラドルは実戦でのテストプログラムに着手し19ラップを周回して23番手。セクター4では、中上貴晶、ヨハン・ザルコ、ジョアン・ミルがトップ3を占めた。
プラクティス
11月16日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分、日本時間16時00分開始。