チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが世界展開する『Road to MotoGP™』のプログラムの1つであり、本田技研と出光興産の協力を得て、アジア地域及びオセアニア地域におけるライダーの発掘及び育成を目的に2014年に設立した大会『Asia Talent Cup(アジア・タレント・カップ)』は、12月10日に開催13年目のシーズンとなる2025年のエントリーリストと暫定開催日程を発表した。
エントリーリスト
10ヶ国から20名を選出。日本とインドネシアから最多の各4名。タイは3名、マレーシアとオーストラリアは各2名、インド、フィリピン、ベトナム、中国、韓国から各1名。
継続組は7名。2023年総合3位、2024年総合2位を獲得した荻原羚大(おぎわらりょうた)と2023年総合20位から2024年総合12位に浮上したサルタク・チャバン(インドネシア)は3年連続の参戦。
参戦1年目の2024年に総合5位を獲得した池上聖竜(いけがみせいりゅう)、総合9位アルフォンシ・ダギューガン(フィリピン)、総合11位アーチー・シュミット(オーストラリア)、総合13位リッキー・ヘンリー(オーストラリア)、総合14位タナチャット・プラタムトン(タイ)は継続。
新規参戦は13名。昨年10月末にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットのゴーカートで開催されたセレクションイベント、選考会で合格した松山遥希(まつやまはるき)をはじめ9名、リザーブから2名が選出され、第3戦インドネシア大会と第4戦日本大会でワイルドカード参戦したダビノ・ブリタニ(インドネシア)と飯高新吾(いいだかしんご)を招集。
エントリーリスト
暫定開催日程
2022年から4年連続となる全6戦12レースを開催。5戦は『MotoGP™』との併催となり、第3戦マレーシア大会は8月または9月にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットでの開催が計画され、開幕の1週間前に2017年以来4度目の開幕戦に指名されたチャーン・インターナショナル・サーキットで2日間のテストを実施。
日本大会は第4戦として9月26日から28日にモビリティリゾートもてぎで開催。最終戦マレーシア大会の直前には、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで2026年度の選考会が計画されている。
2月21日~22日: タイテスト(チャーン・サーキット)
2月28日~3月2日: タイ大会(チャーン・サーキット)
4月11日~13日: カタール会(ルサイル・サーキット)
8月/9月: マレーシア大会(ペトロナス・セパン・サーキット)
9月26日~28日: 日本大会(モビリティリゾートもてぎ)
10月3日~5日: インドネシア大会(ペルタミナ・マンダリカ・サーキット)
10月21日~22日: 選考会(ペトロナス・セパン・サーキット)
10月24日~26日: マレーシア大会(ペトロナス・セパン・サーキット)