アレックス・マルケスがショートレースで今季初優勝

マルク・マルケスとファビオ・ディ・ジャンアントニオが表彰台獲得、マルコ・ベツェッキが8人抜きで4位、ファビオ・クアルタラロ7位

第7戦イギリスGPティソ・スプリント(周回数10ラップ)は、5月24日現地時間16時00分からシルバーストン・サーキットで行われ、2番グリッドのアレックス・マルケスが2ラップ目にトップの座を奪い、2年前にショートレースで初優勝を挙げた舞台で、2023年11月の第18戦マレーシアGP以来29戦ぶり今季初優勝を挙げた。

今季初の2位/3位

気温18度、路面温度28度のドライコンディションの中、4番グリッドのマルク・マルケスは1ラップ目1番手に浮上したが、2ラップ目の3コーナーでワイドになって2番手に後退。アレックス・マルケスを追走したが、強風に煽られて転倒しそうになったことから、後続とのアドバンテージをコントロールすることに切り替えて3.511秒差の2位。

7番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、1ラップ目6番手に浮上すると3人を抜いて5.072秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、2023年11月の第19戦カタールGP以来今季初となる表彰台を獲得。

Francesco Bagnaia, Fabio Di Giannantonio, Tissot Grand Prix of the United Kingdom
Francesco Bagnaia, Fabio Di Giannantonio, Tissot Grand Prix of the United Kingdom

8人抜きで4位

11番グリッドのマルコ・ベツェッキは、スタートで大きくポジションを落として、1ラップ目を14番手で通過すると、2ラップ目12番手、3ラップ目10番手、6ラップ目7番手、9ラップ目5番手に浮上。最終ラップにポジションをさらに1つ上げて、8人抜きで5.658秒差の4位。今季の最高位に進出すれば、9番グリッドのヨハン・ザルコは6.707秒差の5位に進出。

3番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、最終ラップにマルコ・ベツェッキヨハン・ザルコに抜かれて7.057秒差の6位。ポールポジションのファビオ・クアルタラロはホールショットを決めたが、1ラップ目2番手、3ラップ目4番手、9ラップ目6番手、最終ラップには7番手に後退して7.231秒差の7位。14番グリッドのペドロ・アコスタと6番グリッドのジャック・ミラーがポイント圏内に進出。

8番グリッドのルカ・マリーニは10位。0.283秒差で今季2度目となるポイント圏内を逃し、10番グリッドのフランコ・モルビデリは11位。13番グリッドのジョアン・ミルは12位、18番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは13位、5番グリッドのフェルミン・アルデグエは14位。

12番グリッドのアレックス・リンスは12番手走行中の3ラップ目にコースアウトを喫して最後尾に後退して20位。19番グリッドのブラッド・ビンダーは2ラップ目の6コーナーで今季8度目の転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは9ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスは22ポイント差から19ポイント差に接近すれば、総合3位フランチェスコ・バグナイアは51ポイント差から56ポイント差にギャップが広がった。

決勝レース

5月25日の決勝レース(周回数20ラップ)は現地時間13時00分(21時00分)スタート。

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