チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが世界展開する『Road to MotoGP™』のプログラムの1つであり、KTMとレッドブルの協力を得て開催する『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、週末にモーターランド・アラゴンで『MotoGP™』第8戦アラゴンGPの併催として、第3戦アラゴン大会を開催。
レース1
6月7日現地時間16時10分。気温30度、路面温度52度のドライコンディションの中、5人の優勝争いが展開され、2番グリッドのブリアン・ウリアルテ(スペイン)が優勝。今季3勝目を挙げれば、7番グリッドのハキム・ダニッシュ(マレーシア)は0.007秒差の2位。3番グリッドのダビド・ゴンザレス(スペイン)は0.068秒差の3位。
レース2
6月8日現地時間08時45分。気温19度、路面温度26度のドライコンディションの中、13人のよる優勝、表彰台争いが最終ラップまで繰り広げられ、開幕戦ヘレス大会レース1から5レース連続して2位を獲得したハキム・ダニッシュがグループ争いに競り勝って今季初優勝。ブリアン・ウリアルテ(スペイン)は0.188秒差の2位。ダビド・ゴンザレス(スペイン)は0.195秒差の3位。
開幕戦のレース1で3位を獲得したヴェータ・プラタマ(インドネシア)は、ジュニアGP™世界選手権の開幕戦エストリル大会で転倒した際に右脚の腓骨を骨折したことからスペイン・バルセロナ市内の大学病院で手術を受け、第2戦フランス大会を欠場したが、公式予選で1番時計を刻み、ポールポジションから連続4位。
日本から参戦の三谷然(みたにぜん)はレース1でグループ争いに競り勝って1.090秒差の6位。レース2は14.466秒差の15位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのハキム・ダニッシュは45ポイントを加算。総合3位ブリアン・ウリアルテは45ポイントを加算して30ポイント差の総合2位に浮上すれば、総合2位ベニャト・フェルナンデスは62ポイント差の総合2位に後退。総合13位三谷然は11ポイントを稼いだが100ポイント差の総合14位に後退した。
次戦イタリア大会
2週間後の6月20日から22日に『MotoGP™』第9戦イタリアGPの併催として、ムジェロ・サーキットで第4戦イタリア大会を開催。
選考会開催
10月7日から9日にスペイン南部で2026年シーズンにレギュラー参戦するフルエントリーライダーを選出するセレクションイベントを実施。参加希望者はオンラインで申請。
セレクションイベント