マルコ・ベツェッキが今季初めての1番手発進

右膝負傷から復帰した小椋藍が17ラップを周回してコンマ8秒差の15番手、ペドロ・アコスタ&ブラッド・ビンダー2番手3番手進出、マルク・マルケス4番手

第9戦イタリアGPフリープラクティス1は、6月20日現地時間10時45分からアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、2週間前の第8戦アラゴンGPで7列目20番グリッドからティソ・スプリントと決勝レースで8位まで挽回した後、オフィシャルテストで総合2番手に進出した総合7位マルコ・ベツェッキが3度のランで最多19ラップを周回。

3度目のランの際にフロント、リア共に新品タイヤに履き替え、アプリリアに加入してから今季初めて1番時計を刻み、昨年10月の第18戦タイGP以来となる1番手発進を決めた。

小椋藍17ラップ周回

気温28度、路面温度43度のドライコンディションの中、第7戦イギリスGPの負傷から復帰した総合12位小椋藍は、右膝の回復具合を確認するように3度のランで17ラップを周回。0.850秒差の15番手に進出すれば、総合19位ラウール・フェルナンデェスは5ラップ目に今季6度目の転倒を喫して19番手。ホルヘ・マルティンの負傷代役として招集されたアプリリアのテストライダー、ロレンソォ・サバドーリは22番手。

KTM好発進

前戦のティソ・スプリントと決勝レースで今季の最高位となる5位と4位に進出した総合8位ペドロ・アコスタは3度のランで17ラップを周回。3度目のランでフロントとリアに新品タイヤを装着すると、トップタイムと同時計を記録して2番手に進出。総合14位ブラッド・ビンダーも新品タイヤに履き替えて18ラップを周回し0.053秒差の3番手。

レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングの2人が揃って今季のベストスタートを切れば、セカンドファクトリーチームのレッドブル・KTM・テック3に所属して、前戦後のオフィシャルテストで総合1番手に進出した総合11位マーベリック・ビニャーレスは0.449秒差の7番手。総合15位エネア・バスティアニーニは1.076秒差の16番手。

ポイントリーダー4番手

2週間前にパーフェクトウィークエンドを達成したポイントリーダーのマルク・マルケスは3度のランで18ラップを周回。2度目のランでフロントタイヤを履き替えたが、リアタイヤを履き替えず、最速ペースを刻んで0.094秒差の4番手に入れば、総合5位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは0.387秒差の5番手。

1年前に3年連続の優勝を挙げた総合3位フランチェスコ・バグナイアは、4度のランで15ラップを周回して0.452秒差の8番手。総合2位アレックス・マルケスは0.507秒差の9番手。総合4位フランコ・モルビデリは14番手。オフィシャルテスト後に右前腕と左手を手術した総合9位フェルミン・アルデグエは18番手。

ファビオ・クアルタラロ6番手

総合10位ファビオ・クアルタラロは3度のランで16ラップを周回。タイヤを履き替えずに0.416秒差の6番手に進出すれば、総合17位アレックス・リンスは12番手。

オフィシャルテスト後にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで2日間のプライベートテストを実行したプリマ・プラマック・ヤマハの2人、総合16位ジャック・ミラーと総合23位ミゲール・オリベイラは11番手と13番手。

ルカ・マリーニがチーム合流

総合6位ヨハン・ザルコは3度のランで16ラップを周回。3度目のランの際にフロントタイヤを履き替えて0.657秒差の10番手に入れば、総合18位ジョアン・ミルは20番手。

総合13位ルカ・マリーニは、鈴鹿8時間耐久レースのプライベートテストで転倒したことから欠場となるが、チームに合流。第11戦ドイツGPでの復帰を視野に第10戦オランダGP後に予定されているプライベートテストで体調を確認することを説明。

代役に指名された開発ライダーの中上貴晶は3度のランで17ラップを周回して1.093秒差の17番手。ソムキアット・チャントラは最多19ラップを周回して21番手。

プラクティス

6月21日の公式予選1公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間22時00分)スタート。

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