マルク・マルケスがティソ・スプリントで今季10勝目

アプリリアのマルコ・ベツェッキとヤマハのファビオ・クアルタラロが表彰台獲得、KTMのブラッド・ビンダー6位、ホンダのヨハン・ザルコ7位

第11戦ドイツGPティソ・スプリント(周回数15ラップ)は、7月12日現地時間15時10分からザクセンリンクで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがスタート直後の1コーナーでワイドになり5番手に後退したが、3ラップ目4番手、3ラップ3番手に浮上。

3.3秒差のトップを追走すると、9ラップ目に2番手、最終ラップの1コーナーでトップの座を奪い返し、第8戦アラゴンGPから4戦連続10度目の優勝を挙げた。

シーズンベストリザルト

気温14度、路面温度18度のウェットコンディションの中、3番グリッドのマルコ・ベツェッキは1ラップ目の2コーナーでトップに立ってレースの主導権を握ったが、最終ラップに2番手に後退して0.938秒差の2位に入り、ショートレースで今季の最高位、2戦連続の表彰台を獲得。

2023年6月以来の表彰台

7番グリッドのファビオ・クアルタラロは1ラップ目3番手、3ラップ目2番手に浮上。9ラップ目3番手に後退したが4.361秒差の3位でゴールし、2023年6月の第8戦TTアッセン以来今季初の表彰台を獲得すれば、9番グリッドのジャック・ミラーは今季の最高位となる5位に入り、ヤマハの2台がトップ5入り。12番グリッドのミゲール・オリベイラは11位。17番グリッドのアレックス・リンスは15位。

今季3度目の0ポイント

8番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは4位。6番グリッドのアレックス・マルケスは今季の最低位8位。13番グリッドのフェルミン・アルデグエルは10位。11番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは20.339秒差の12位でチェッカーフラッグを受け、今季3度目の0ポイント。4番グリッドのフランコ・モルビデリは2番手走行中の3ラップ目8コーナーで今季12度目の転倒。

10番グリッドのブラッド・ビンダーは今季の最高位となる6位。5番グリッドのペドロ・アコスタは4番手走行中の8ラップ目にコースアウトを喫して12番手まで後退したが9位まで挽回。マーベリック・ビニャーレスエネア・バスティアニーニが欠場したが、KTMの2台がポイント圏内に進出。

2番グリッドのヨハン・ザルコはリアにミディアムタイムを選択すると、1ラップ目10番手まで後退したが7位まで挽回。16番グリッドのジョアン・ミルは14位。14番グリッドのルカ・マリーニは16位。

小椋藍17位

15番グリッドのラウール・フェルナンデェスは13位。18番グリッドの小椋藍はフロントに唯一ソフトタイヤを装着して31.433秒差の17位。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは12ポイントを加算し、総合2位アレックス・マルケスに対してアドバンテージを2戦で逆転が不可能な78ポイント差に拡大。総合3位フランチェスコ・バグナイアは138ポイント差。

Tissot Sprint Standings, Liqui Moly Grand Prix of Germany
Tissot Sprint Standings, Liqui Moly Grand Prix of Germany

決勝レース

7月13日の決勝レース(周回数30ラップ)は現地時間14時00分(21時00分)スタート。

RESULTS

 

MotoGP™ Days

ビデオパスや観戦券、オフィシャルグッズ、オフィシャルビデオゲームなど最大60%割引きの特別価格で提供

サブスクリプション
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録