第13戦オーストリアGPのグランプリレース(周回数28ラップ)は、8月17日現地時間14時00分からレッドブルリンク-シュピールベルクで行われ、4番グリッドのマルク・マルケスがスタートで3番手に位置すると、2ラップ目2番手、20ラップ目1番手に浮上。
当地8度目の挑戦で初優勝を挙げ、第8戦アラゴンGPからプレミアクラス2年目の2014年以来となる6連勝、今季9勝目、6戦連続9度目のダブルウィンを達成。同時にプレミアクラス通算1000レースのメモリアルレースで優勝を挙げた。
Red Bull Ring conquered! 👊 @marcmarquez93 wins for the first time in Austria 🏆#AustrianGP 🇦🇹 pic.twitter.com/5xpizqw1Zx
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) August 17, 2025
フェルミン・アルデグエル2位
気温24度、路面温度32度のドライコンディションの中、6番グリッドのフェルミン・アルデグエルは1ラップ目8番手、2ラップ目9番手に後退したが、4ラップ目7番手、7ラップ目5番手、18ラップ目4番手、19ラップ目3番手、24ラップ目2番手に浮上。1.118秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、プレミアクラスで初表彰台を獲得した第6戦フランスGPの3位を上回る自己最高位の2位を獲得。
フランチェスコ・バグナイア8位
3番グリッドのフランチェスコ・バグナイアはスタートで2番手に浮上したが、2ラップ目3番手、18ラップ目4番手、22ラップ目7番手、26ラップ目8番手に後退。2022年、2023年、2024年に優勝を挙げたレースで12.486秒差の8位。
2番グリッドのアレックス・マルケスは、前戦のグランプリレースで他車の転倒を引き起こした行為によりロングラップペナルティを4ラップ目に消化して4番手から12番手に後退。15.537秒差の10位でフィニッシュラインを通過し、8番グリッドのフランコ・モルビデリは11位。15番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは21ラップ目にドゥカティ機が炎上してリタイア。
マルコ・ベツェッキ表彰台
ポールポジションのマルコ・ベツェッキはホールショットを決め、2ラップ目と4ラップ目にファステストラップを刻んで、13ラップ目2番手にアドバンテージをコンマ9秒差に広げたが、19ラップ目にマルク・マルケスとのバトルを繰り広げ、20ラップ目に引き離され、24ラップ目にはフェルミン・アルデグエルに抜かれて3.426秒差の3位。2戦連続4度目の表彰台を獲得すれば、9番グリッドのラウール・フェルナンデェスは15.472秒差の9位に入り、5戦連続6度目の1桁台に進出。
19番グリッドの小椋藍は1ラップ目を20番手で通過したが、4人のヤマハ勢を抜いて18.491秒差の14位。2戦連続8度目のポイント圏内に進出すれば、14番グリッドのホルヘ・マルティンは14ラップ目の7コーナーで転倒。
KTM3台が1桁台に進出
7番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目5番手、4ラップ目4番手、18ラップ目3番手に浮上したが、19ラップ目フェルミン・アルデグエルに抜かれ、6.864秒差の4位。
5番グリッドのエネア・バスティアニーニは第3戦アメリカズGPの7位を上回る今季の最高位の5位に進出し、11番グリッドのブラッド・ビンダーは7位。
ジョアン・ミル今季最高位
10番グリッドのジョアン・ミルは10.132秒差の6位。第8戦アラゴンGP以来今季3度目の1桁台、今季の最高位に進出すれば、12番グリッドのヨハン・ザルコと13番グリッドのルカ・マリーニはポイント圏内の12位と13位。
16番グリッドのファビオ・クアルタラロは25.256秒差の15位。17番グリッドのアレックス・リンスは16位。18番グリッドのミゲール・オリベイラは17位。20番グリッドのジャック・ミラーは最後尾18位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのマルク・マルケスは25ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスは123ポイント差からトップとのギャップが4戦に等しい142ポイント差に広がり、総合3位フランチェスコ・バグナイアは180ポイント差から5戦以上となる197ポイント差に広がった。
第14戦ハンガリーGP
次戦ハンガリーGPは、来週末の8月22日から24日にチャンピオンシップ初開催となるバラトンパーク・サーキットで開催。
RESULTS