プリマ・プラマック・ヤマハのジャック・ミラーは、第14戦ハンガリーGPの開催前日に報道陣向けのメディアスクラムに出席。ヤマハ発動機との間で締結された1年契約が2025年末で終了することから、注目される将来について、継続参戦と他のカテゴリーに移る可能性を明かした。
「僕は十分に我慢してきた。もし僕を望むなら望むし、望まないなら望まない。それはハッキリしている。ヤマハの戦略や計画については、現時点では誰にも推測することができない。僕には選択肢が幾つかあり、もし直ぐに決断が下されなければ、それらの選択肢を検討するつもり。」
「ヤマハと共に成長し、前進し、彼らを助けたいと思っていた。多くの情報や意見を提供できると感じており、このようなプロジェクトに貢献できると思っている。もし彼らがその価値を理解してくれないのであれば、それはそれで理解できるし、別の方向に進むつもり」と告白。
ヤマハはファクトリーチームのモンスターエナジー・ヤマハで起用するファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスとの間で2026年末までの2年契約を締結。
プリマ・プラマック・ヤマハで起用するミゲール・オリベイラとは、2026年末までの条件続きの2年契約を結んでいるが、6月にスーパーバイク世界選手権王者トプラク・ラズガットリオグルを2026年からプリマ・プラマック・ヤマハで起用すると発表。ジャック・ミラーとミゲール・オリベイラの去就に注目が集まる。