ホンダ・レーシング・コーポレーションは、9月1日に2024年からファクトリーチームで起用するルカ・マリーニを2026年も引き続き起用すると発表。ジョアン・ミルとの間で2026年末までの契約を締結していることから、2026年のチーム体制が決定した。
2023年11月27日に2024年からの2年契約を結び、ホンダのファクトリーチームから参戦する28歳のイタリア人ライダーは、所属1年目に14ポイントを稼いで総合22位だったが、2年目は第14戦ハンガリーGPでホンダ機『RC213V』を走らせるようになってからティソ・スプリントとグランプリレースの両方で最高位となる4位と5位に進出。負傷が原因で3戦の欠場を強いられたが、72ポイントを加算して合13位に進出。
ルカ・マリーニ
「この契約更新の発表ができ、ホンダ・HRCから引き続き参戦できることが大変嬉しい。僕たちは最終的な詳細について調整を進めてきて、HRCのマネジメントと僕は、以前から将来について意見が一致していた。僕はこのプロジェクトに全力を注いでおり、ホンダが『MotoGP™』で再びトップに返り咲くよう貢献することを強く決意している。」
「2024年にチームに加入して以来、僕たちは着実に成長を続け、チーム一丸となって常に改善しながら協力し合ってきた。ファクトリー、特にホンダ・HRCのようなファクトリーで働くことは、ライダーとして大きなモチベーションを与えてくれる。我々は今シーズン好調を維持しており、バレンシアの最終戦、最終ラップまで改善を続けることに集中している。」
渡辺康浩(ホンダ・レーシング代表取締役社長)
「2026年もルカ・マリーニ選手とともに、『MotoGP™』を戦えることを大変嬉しく思います。ルカ選手はチームスタッフと深く連携し、マシンの性能向上に大きく貢献してくれています。その結果、8月のハンガリーGPでは土曜日のティソ・スプリントで4位、日曜日のグランプリレースでは5位を獲得してくれました。ルカ選手のレースへの真摯な姿勢と、その走りに改めて感謝します。」
「引き続きルカ選手とともに、ファンの皆様の期待に応えられるよう、前進を続けてまいります。いつも応援していただいているファンの皆様ありがとうございます。引き続きご声援の程よろしくお願いいたします。」