エリック・グラナドが3年ぶりに連続優勝

初開催の2019年からチャンピオンシップを代表するブラジル人ライダーが活動の拠点に置くバルセロナで旋風を巻き起こし、タイトル獲得の可能性を引き寄せる

FIM MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の第5戦カタルーニャ大会決勝レースは9月6日にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、レース1とレース2でエリック・グラナドが優勝を挙げ、総合10位から23ポイント差の6位に浮上した。

レース1

気温26度、路面温度35度のドライコンディションの中、フィニッシュラインまで繰り広げられた5人による優勝表彰台争いが繰り広げられ、最終ラップの1コーナーでトップに飛び出したポールポジションのエリック・グラナドが2023年6月の第2戦イタリア大会レース2以来となる優勝。

2番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは0.037秒差の2位。自己最高位タイを獲得すれば、5番グリッドのマッテオ・フェラーリは0.164秒差の3位。

レース2

気温28度、路面温度41度のドライコンディションの中、エリック・グラナドが誰よりも早くチェッカーフラッグを受け、2022年8月の第5戦オーストリア大会以来3年ぶり3度目となる連続優勝を達成。

レース1で表彰台争い中の最終ラップにトラックリミットを越えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて5位だった7番グリッドのニコラス・スピネッリは0.495秒差の2位。今季の最高位タイを獲得すれば、レース1で1ラップ目の14コーナーで転倒を喫した4番グリッドのマッティア・カサデイは0.675秒差の3位。

レース1で2位を獲得したロレンソォ・バルダッサーリは3番手でフィニッシュラインを通過したが、トラックリミットによりラスト2ラップ目にロングラップペナルティが科せられ、消化しなかったことから、3秒加算のペナルティにより6位。マッテオ・フェラーリは2番手走行中に転倒した後レースを続けて14位完走。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマッティア・カサデイは16ポイントを加算。総合2位ロレンソォ・バルダッサーリは30ポイントを稼いだことから、14ポイント差から0ポイント差に並び、4位と8位だった総合4位アレッサンドロ・ザッコーネは10ポイント差の総合3位に浮上した。

次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会

次戦は来週末の9月12日と13日に『MotoGP™』第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの併催としてミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリ第6戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会を開催。

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