第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPのティソ・スプリント(周回数13ラップ)は、9月13日現地時間15時00分からミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、ポールポジションのマルコ・ベツェッキがスタートからレースをリード。プラクティスとフリープラクティス2で掴んだペースを刻み、6ラップ目に1度抜かれたが、トップでチェッカーフラッグを受け、2023年6月の第8戦TTアッセン以来となる優勝を挙げた。
Misano roars as Marco Bezzecchi claims home Sprint win! 🥇🔥#SanMarinoGP 🇸🇲 pic.twitter.com/lHZTQnXAC5
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) September 13, 2025
1番手浮上直後に転倒
気温27度、路面温度35度のドライコンディションの中、4番グリッドのマルク・マルケスはスタート直後の3コーナーで2番手に浮上してマルコ・ベツェッキを追走。4ラップ目0.522秒差まで引き離されたが、5ラップ目0.106秒差まで接近すると、6ラップ目の左6コーナーでトップに飛び出したが左15コーナーで今季10度目の転倒。
ショートレースで2024年8月の第11戦オーストリアGP以来となる転倒リタイアを喫し、第8戦アラゴンGPから続いていた連勝、開幕戦タイGPから続いていた連続トップ2の記録が途切れた。
12度目の表彰台獲得
2番グリッドのアレックス・マルケスは1ラップ目から3番手を走行。6ラップ目2番手に浮上して1.000秒差の2位に入り、3戦ぶり12度目の2位、12度目の表彰台を獲得。
ローマ対ローマ
ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チームに所属するローマ出身の2人、7番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオと5番グリッドのフランコ・モルビデリが表彰台争いを展開。ファビオ・ディ・ジャンアントニオが競り勝ち、3戦連続4度目の表彰台を獲得し、フランコ・モルビデリは4位。
8番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは1ラップ目11番手、3ラップ目13番手。6ラップ目11番手に浮上したが、9ラップ目14番手に後退して16.129秒差の13位。
ムルシア対ムルシア
スペイン・ムルシア出身の2人、9番グリッドのペドロ・アコスタと10番グリッドのフェルミン・アルデグエルが5位争いを繰り広げ、1歳年上のアコスタが競り勝ち、2戦連続5度目のトップ5入り。
19番グリッドのエネア・バスティアニーニは1ラップ目15番手に浮上して10位。1.334秒差でポイント圏内入りを逃し、16番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは15位。15番グリッドのブラッド・ビンダーは13番手走行中の10ラップ目に週末3度目の技術的問題が発生してリタイア。
3戦連続のポイント圏内
6番グリッドのルカ・マリーニはホンダ勢の最高位となる9.307秒差の7位。3戦連続してポイント圏内に進出すれば、18番グリッドのヨハン・ザルコは11位。22番グリッドのソムキアット・チャントラは19位。
アプリリア3台がポイント圏内
11番グリッドのホルヘ・マルティンは11.027秒差の8位。2戦ぶり2度目のポイント圏内に進出し、13番グリッドのラウール・フェルナンデェスは今季3度目のポイント圏内となる9位。14番グリッドの小椋藍は15.600秒差の12位。
4番手走行中に転倒
20番グリッドのジャック・ミラーはヤマハ勢最高位の14位。12番グリッドのミゲール・オリベイラは16位。17番グリッドのアレックス・リンスは17位。
21番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは27.893秒差の18位。
3番グリッドのファビオ・クアルタラロは4番手走行の5ラップ目2コーナーで今季10度目の転倒。プレミアクラスに昇格した2019年以降シーズン最多の転倒数となり、ヤマハ勢がショートレースでポイント圏外だったのは今季8度目。
At a loss to explain what happened 🤷
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Quartararo has gone down 💥#SanMarinoGP 🇸🇲 pic.twitter.com/FJBSSCF5YL
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのマルク・マルケスはショートレースで今季初の0ポイント。総合2位アレックス・マルケスは182ポイント差から173ポイント差に接近した。
グランプリレース
9月14日のグランプリレース(周回数27ラップ)は現地時間14時00分(21時00分)スタート。
RESULTS