ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、今週末にキャリアで3度訪れたペルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットに挑戦。もしグランプリレースで誰よりも早くチェッカーフラッグを受ければ、キャリアで優勝を挙げた23つ目のサーキットとなる。
キャリア18年目のマルク・マルケスは、キャリアで8度目の挑戦となったオーストリアGPの開催地レッドブルリンク-シュピールベルクで初優勝を挙げ、翌週には1992年以来32年ぶりに開催日程に復帰したハンガリーGPの舞台となった新設サーキットのバラトンパーク・サーキットで初代勝者となり、通算22つ目のサーキットで優勝。
マンダリカ・サーキットでの成績
2022年に1997年以来24年ぶりに開催日程に復帰したインドネシアGPは、新設サーキット、ペルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットで催行され、マルク・マルケスはウォームアップ走行での転倒が原因で欠場を強いられると、翌年の2023年はティソ・スプリントとグランプリレースで連続転倒、2024は3位とエンジン破損でリタイア。
今回が4度目の挑戦となり、もし日曜日に優勝を挙げれば、バレンティーノ・ロッシの記録に並ぶ。
レジェンドたちの記録
1949年に始まったチャンピオンシップで最も多くのサーキットで優勝を挙げたのは、ミック・ドゥーハン。24のサーキットで優勝を挙げれば、バレンティーノ・ロッシは23のサーキットで優勝。
もう1つの鬼門
今シーズンの開催日程の中で、もう1つ未勝利のサーキットは、ポルトガルGPの開催地アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ。初開催の2020年は欠場。2021年7位と欠場、2022年6位、2023年3位と接触転倒、2024年2位と16位。
もし、インドネシアGPとポルトガルGPで優勝を挙げれば、バレンティーノ・ロッシの記録を上回り、ミック・ドゥーハンの記録に並ぶ。
そして、来年3月には開催日程に復帰するブラジルGPが現在改修工事を実施されているアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・ゴイアニア-アイルトン・セナで初開催。
来年新たなマイルストーンを達成できるかどうか、今週末の結果に注目が集まる。