ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、第18戦インドネシアGPのグランプリレースで6番手走行中の1ラップ目7コーナーでスタート直後にポジションを落として7番手を走行していたマルコ・ベッツェッキから追突され、グラベル上で横転。
メディカルセンターでレントゲン検査を受けた結果、右鎖骨骨折の疑いがあり、今回の転倒によるものか、過去の骨折による痕なのかを調べるため、予定している夜の便で帰国し、スペイン・マドリード市内の病院で精密検査を受けることになった。
「大丈夫だとは言い得ないけど、全体的には何とか無事だったようだ。鎖骨の靭帯が断裂しているようだから、徹底的に検査を受ける必要がある。今夜マドリードに向けて飛んで、どうなっているのか確認する。」
「こういうことはレースでは起こり得る。いつも言っているように、いつか自分に起こり、またいつか誰かに起こる。今週末はマルコ・ベッツェッキが非常に速く走っていて、リアタイヤに接触した。こういうことはレースでは起こり得る。彼は謝りに来た。」
グラベルから離れる際に、マルク・マルケスに謝罪したマルコ・ベッツェッキは、ピットボックスに戻ったが、背中の痛みを訴え、胸郭(右側)を負傷した疑いがあることから、メディカルセンターを経由して近郊の病院に搬送され、コンピュータ断層撮影による検査を受けた結果、骨折は見当たらなかった。
ダビド・ムニョス
軽量級の決勝レースでアドリアン・フェルナンデェスと接触したことが原因で転倒を喫したダビド・ムニョスは、メディカルセンターで受けた初期の検査で左脚大腿骨の骨折が判明。近郊の病院に搬送された。